TEAM EXPO 2025 REPORT

活動報告

共創チャレンジ

2020.12.03

レッツシェア・防災! 〜大阪から世界へ〜

☆チーム名:大阪防災プロジェクト

渡部 桂太朗/多田 裕亮/東條 翔 /今井 美佑/松家 雅大/石原 由貴

  
  

☆活動地域

日本 /大阪・関西

☆私たちの共創チャレンジ

①夢洲をまもる:万博期間中に夢洲が地震災害、風水害などの被害を受ける可能性が十分にある。そこで夢洲に災害対策を施し、来場者の安全を保障する。
②大阪をまもる:大阪の災害対策はハード・ソフト両面で不十分であり、災害発生時に被害が拡大する恐れがある。そこで万博をひとつの契機として、大阪の防災活動を促進させる。防災活動には若者視点を取り入れ、防災ゲームやオンラインツールなども活用する。
③世界をまもる:万博は、先進的な日本の防災技術を世界に広め、世界を救う絶好の機会である。そこで、日本の防災を世界にシェアし、未来の防災について考える「防災パビリオン」のような場を万博会場に設けることを目指す。

私たちの未来への宣言

①夢洲をまもる:万博期間中に災害が発生したとしても、来場者の安全を保障する。またその際、日本の防災技術の高さを世界にアピールできるようにする。
②大阪をまもる:ハード面の災害対策を強化するとともに、ソフト面では防災活動を活性化することで地域住民・若者の防災意識を高める。また防災活動家・団体間のコミュニティを促進する。
③世界をまもる:日本の防災技術を広めることで、世界中の災害被害を減少させ、多くの命を救う。また日本の防災ビジネスの活性化や、若者の防災リーダーの創出・育成なども、万博を契機に促進する。

☆私たちが活動を始めた理由

本チームメンバーは皆、防災士資格を取得しており、現在に至るまで、関西の諸地域や災害の被災地で防災ボランティアに励んできた。そして2018年11月に2025年万博の開催地が大阪に決定した際、万博において上記の3つの目標を実現するべきだと感じたメンバーが中心となり、事業実施のために「大阪防災プロジェクト」を立ち上げた。2020年度からは本格的に活動をスタートし、若者視点から、地域における防災教育や「防災×万博」の広報活動に励んでいる。

☆現在の活動・事業概要

「①夢洲をまもる」と「③世界をまもる」については、様々な行政機関や防災研究者への広報活動を継続して行っている。また、目標実現のための具体的な活動も始動しており、例えば大阪府の「万博×環境 未来を描こうプロジェクト」に参加し、行政機関や企業との連携プロジェクトを模索中である。
「②大阪をまもる」については、コロナ社会で対面活動がままならない中、オンラインツールも活用しながら防災教育を推進している。例えば、大阪市民向けの防災教室や、大阪・関西の防災団体とのコラボ活動をオンラインで複数回実施した。また兵庫県内の小中高生や地域住民に対して、オンライン防災講座やオンライン防災ゲームを企画している。対面活動としては、大阪市内の水防団とのコラボ活動を企画中である。

☆私たちにできること

人材防災士として防災ボランティアの経験が豊富な、若い世代のメンバーが在籍している。
ネットワーク関西を中心に、防災研究者、他の防災活動家・団体、教育機関とのつながりがある。特に若者主体の防災団体とのつながりが深い。
技術・ノウハウ若者視点の防災教育活動を得意とする。防災に興味が無い若者でも楽しく学べる、防災ゲーム・クイズなどの教育ツールを開発・運用している。

☆今後、展開したい地域や方法

①夢洲をまもる:夢洲に日本の高度な防災技術を導入することを行政や企業などに対して提案し、共同で事業を進める。その中で若者視点のアイデアを進言する。
②大阪をまもる:大阪のハード・ソフト両面の災害対策を促進する。例えばソフト面では、行政や他団体などの組織をつなぎ、複数の組織が協力して防災活動を活性化する。それにより地域住民・若者の防災意識を向上させる。
③世界をまもる:「防災パビリオン」を万博会場に設けるために、行政や企業などに協力を要請し、共同で事業を進める。その中で若者視点のアイデアを進言する。また本構想の賛同者を増やし、組織間の交流や、若者の防災リーダーの創出を促進する。

☆私たちと一緒に活動しませんか?(こんな方たちとの共創を希望しています)

①夢洲をまもる:防災研究者・機関、防災関連企業、防災技術の海外展開に向けた官民連絡会(JIPAD)、大阪府、大阪市
②大阪をまもる:防災研究者・機関、防災関連企業、防災活動家・団体、地域住民、若者、大阪府、大阪市、その他の地方自治体
③世界をまもる:国連防災機関(UNDRR)、内閣府防災担当、防災研究者・機関、防災関連企業、防災技術の海外展開に向けた官民連絡会(JIPAD)、地方自治体

☆私たちの活動と大阪・関西万博とのつながり

自然災害は日本だけでなく、世界中で大きな社会問題となっている。1998年から2007年の間に、自然災害によって世界で130万人が亡くなり、44億人が被災した。また、被災国の直接的な経済損失額は2兆9080億米ドルにものぼる[1]。この状況を鑑みれば、「災害被害の少ない未来社会」の実現を目指す本事業は、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に則している。
また本万博では、未来社会を担う「若者」が積極的に参加し、活躍することが期待されている。さらに国際的な防災指針である「仙台防災枠組 2015-2030」においても、「災害リスク削減のために若者のリーダーシップが促進されるべきである」といった内容の記述がある[2]。以上より、我々「若者」が、未来社会の防災を推進する本事業に取り組むことについても、万博のテーマと深くつながっている。

[1]UNDRR and CRED (2018) “Economic Losses, Poverty & DISASTERS 1998-2017”
[2]UNISDR (UNDRR) (2015) “Reading the Sendai Framework for Disaster Risk Reduction 2015 – 2030”

☆私たちの活動とSDGsとのつながり

目標1:ターゲット1.5では、貧困層や脆弱な状況にある人々の災害に対する強靱性を構築することなどを定めている[1]。貧しい国ほど人的・経済的な災害被害の割合が大きいため、貧困をなくすことが災害対策につながる[2]。

目標11:ターゲット11.bでは、国際的な防災指針である「仙台防災枠組 2015-2030」に沿って総合的な災害リスク管理を策定することなどを定めている[1]。

目標13:ターゲット13.1では、気候関連災害や自然災害に対する強靱性及び適応力を全ての国で強化することを定めている[1]。また、地球規模で予想される3.2℃の気温上昇により、「100年に1度」の災害が「10年に1度」発生する恐れがあるため[3]、地球温暖化対策自体が災害対策となる。

また、上記以外の目標も防災と深く関係している。国連組織の防災担当部局である、国連防災機関(UNDRR)は、気候変動と災害リスクがSDGsの達成に向けた進捗に与える影響を示すとともに、SDGsのライフサイクルの各段階における適切な行動を提案している[3]。

[1]United Nations (2015) “Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development”
[2]UNDRR and CRED (2018) “Economic Losses, Poverty & DISASTERS 1998-2017”
[3]UNISDR (2020) “Integrating Disaster Risk Reduction and Climate Change Adaptation in the UN Sustainable Development Cooperation Framework”

☆共創チャレンジについてもっと詳しく知りたい

■ この共創チャレンジに関するお問合せ先 ■

電子メール:osaka.bosai@gmail.com
大阪防災プロジェクト 〔担当者:渡部/多田〕

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