TEAM EXPO 2025 REPORT

活動報告

共創チャレンジ

2021.01.14

不妊治療現場からリプロダクティブヘルス・ライツを啓発する

☆チーム名:リプロダクションクリニック

石川 智基(リプロダクションクリニック / 医師)/松林 秀彦(リプロダクションクリニック / 医師)/竹内 巧(リプロダクションクリニック / 医師)/北宅 弘太郎(リプロダクションクリニック / 医師)/土信田 雅一(リプロダクションクリニック / 医師)/大原 康弘(リプロダクションクリニック / 医師)/高谷 友紀子(リプロダクションクリニック / 医師)/水田 真平(リプロダクションクリニック / 培養士)/赤松 里美(リプロダクションクリニック / リプロダクティブコ-ディネーター)

☆活動地域

日本 /大阪・東京

☆私たちの共創チャレンジ

CDC(米国疾病予防管理センター)、NICE(英国国立臨床評価研究所)、WHO(世界保健機構)において推奨されている「プレコンセプション・ケア」という概念(次世代の子供たちが思春期、大人になるまでの健康に寄与する)は日本では未だほとんど実施されていません。このことから医療機関だけではなく、教育機関、企業が一緒に、若い世代からのヘルスケアとライフプランを意識できる教育と環境を創造したいと考えます。

私たちの未来への宣言

金銭的、時間的、精神的に大きな負担のかかる不妊治療の中で、治療してもお子様に恵まれない夫婦を日々目の当たりにしていますので、不妊とならないための知識や検査を発信し、これからの若い世代と新しい命の誕生をお手伝いします。「ピンクリボン活動」のようなムーブメントや活動の輪ができればと期待します!

☆私たちが活動を始めた理由

2009-2010年、妊娠・出産に関する知識を測る国際調査が行われ、日本は18か国中17位という結果より、「日本人の妊娠に関する知識レベルは国際的にみて低い」という認識が広がるきっかけとなりました。日本政府は学校教育に妊娠・出産に関する知識を導入しましたが、10年経過する今、若い世代の意識は向上したのか、またその知識を自身の健康に役立てることができているのか、生殖年齢にある世代(学生~社会人)を対象に、当院は、2020年7月より医師がアンケート調査とセミナーを実施しています。(2020.10.26 日本経済新聞掲載)その結果をもとに、理解度の現状を把握し、これからの生殖医療クリニックにおける治療や取組みの方向性を検討したところ、不妊治療現場からリプロダクティブヘルス・ライツを啓発する必要性があると考えました。

☆現在の活動・事業概要

当院は、高度生殖医療専門のクリニックであり、最先端で信頼性の高い生殖医療を提供し、世界に知見を発信することを理念としています。特徴としては、男性不妊、女性不妊を同時に治療できること。患者さまの「ふたりで取り組む不妊治療」をサポートをする”Supporting Fertility”をモットーにしています。

☆私たちにできること

人材生殖医療専門医の資格ある医師や不妊治療分野のプロフェッショナルなスタッフが数多くいます。
技術・
ノウハウ
夫婦ふたりで取り組む不妊治療と、これからの世代へ向けて、不妊治療現場から不妊を少しでも予防する妊娠の知識を発信します。
情報発信・PR男女の不妊治療と、高校生以上を対象に、不妊治療現場から不妊を少しでも予防する妊娠の知識をテーマにセミナーを行います。
ネットワークこれからの若い世代におけるライフステージ(妊娠、出産、育児など)の応援に対して、医療や企業、地域、分野を問わず、関心あるネットワークの構築を図ります。

☆今後、展開したい地域や方法

政策、教育、メディアを通して、日本全体に、プレコンセプションケアの概念を発信することを目的とします。また、希望される教育現場や企業でのセミナー実施や、プレコンセプションケアにまつわる本、資料や番組制作(TV、オンラインなど)、商品開発もできればと考えています。

☆私たちと一緒に活動しませんか?(こんな方たちとの共創を希望しています)

文部科学省、厚生労働省、医療機関、教育機関、出版社、新聞社、製薬会社、日用品(生理用品、下着など)を扱う企業、メディア(雑誌、テレビ、オンデマンド)、ファッション企業など、共に少子化対策やプレコンセプションケアの発信に参画いただける機関。

☆私たちの活動と大阪・関西万博とのつながり

日本における少子・晩婚化は加速化し、不妊治療は、政府でも保険適用化が検討されている時代になりました。赤ちゃんを望む時期に男女共に健康でいられるよう、妊娠の知識を得ることで、ライフプランを若いうちから意識することができる教育と環境の構築を図ります。医療機関だけでは決して成しえません。新たないのちの応援をデザインします。

☆私たちの活動とSDGsとのつながり

近年の少子化、晩婚・晩産化の背景に、出産適齢期人口減少ということもあり、出生率はますます減少傾向にあります。現在、日本における高度生殖補助医療(体外受精、顕微授精など)の発展は日々進化を遂げ、治療周期数は世界でも上位にありますが、若い世代における健康の知識とケアが不十分であると考えられます。そこで、若い世代からのヘルスケアを目的に、「プレコンセプション・ケア」という概念を教育へ導入することや、男女における妊娠、出産、育児の応援を、共感できる医療機関、企業と共創したいと考えます。

☆共創チャレンジについてもっと詳しく知りたい

■ この共創チャレンジに関するお問合せ先 ■

電話番号:06-6136-3344
電子メール:sakamatsu@reposaka.jp
リプロダクションクリニック リプロダクティブコーディネーター部門 〔担当者:赤松 里美〕

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