公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における来場者等の安全確保について検討するため、この度安全対策協議会防災分科会(第1回)を開催しました。
日時
2021年11月30日(火)11:00~12:30
場所
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 道修町オフィス(オンライン形式併用開催)
出席者
京都大学防災研究所社会防災研究部門防災社会システム研究分野教授 多々納裕一、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 阪本真由美、大阪府政策企画部万博協力室、大阪府政策企画部危機管理室、大阪市経済戦略局国際博覧会推進室、大阪市危機管理室、大阪市消防局、大阪府警察本部警備部、大阪府警察本部交通部、海上保安庁第五管区海上保安本部警備救難部、陸上自衛隊中部方面総監部、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(順不同、敬称略)
概要
第1回防災分科会では、まず事務局より、大阪・関西万博の概要、開催地である夢洲の被害想定及び防災の取り組みについて情報提供を行い、今年度、策定を予定している防災基本方針の方向性について意見交換を行いました。
出席者からは「防災基本方針を策定する上で、その目的や対象、被害想定等は、前提となる重要な要素である」、「防災基本方針の策定に向けた夢洲の被害想定、地盤も含めた会場施設の設計等、自治体の協力も得て関連資料をしっかりと準備すること」、「様々な災害による被害を未然に防止する。安全に滞在し避難できる措置を講ずる。被害を最小限に抑える、といったことを盛り込んではどうか」等の意見がありました。
本分科会での意見を踏まえた上で今後更なる検討を行い、当協会では今年度中に、策定の趣旨、災害対応の基本的な考え方等を内容とする防災基本方針を取りまとめる予定です。
参考
関連リンク
(プレスリリース)来場者等の安全確保と博覧会の円滑な運営をはかるため「安全対策協議会」を設置
(活動報告)2025年日本国際博覧会 安全対策協議会(第1回)を開催
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