アンバサダー紹介

“大阪・関西万博の顔”として万博の魅力を伝える「2025年日本国際博覧会アンバサダー」の皆さんのご協力のもと、2025年の開催にむけて大阪・関西万博の機運醸成を進めています。

アンバサダー
※五十音順・敬称略

コブクロ
コブクロ
コブクロ(ミュージシャン)
コブクロ

小渕健太郎(G&Vo)、黒田俊介(Vo)によるデュオ。1998年、大阪の路上でストリートミュージシャンをしていた黒田と小渕が出会い「コブクロ」を結成。2001年、シングル「YELL~エール~/Bell」でメジャーデビュー。2005年、『第56回 NHK紅白歌合戦』に初出場。メロディラインとハーモニーの美しさで老若男女を問わず人気を集める、日本を代表するボーカルユニット。大阪・関西万博オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」を制作。

メッセージ

小渕 健太郎大阪で活動をスタートした僕等にとって、2025年の万博が大阪で開催される事はとても大きな喜びであり、未来への希望を感じました。そのアンバサダーに就任させて頂ける事に誇りを持ち、これからも大阪への想いとそのエネルギーを、音楽を通じて人々に伝える事で、万博の成功に少しでも力を添える事ができればと思っています。ありがとうございます。
黒田 俊介僕の生まれ育った街、大阪での万博のアンバサダーに就任させて頂けるという事で、とても光栄です。僕は1977年生まれなので1970年の万博は残念ながら見ていませんが、テレビや両親から見聞きした万博は夢と希望にあふれていました。万博開催に向かって、大阪を盛り上げていけるよう、全力で頑張っていきたいと思います。

佐渡 裕
佐渡 裕
佐渡 裕 (指揮者)
佐渡 裕

故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。現在オーストリアを代表するトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督を務める他、欧州の一流オーケストラに毎年多数客演を重ねている。国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。2023年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団第5代音楽監督に就任。

メッセージ

1970年大阪万博当時私は9歳。京都市に住む小学生でした。会場に立ち並んだ116にも及ぶパビリオンの名前の殆どを暗記していたため学校では「万博博士」と呼ばれていました。幸運にも会期中何度か訪れる機会があり、世界には自分の知らない数多くの民族や言語が存在し、そしてそれぞれ固有の風習、文化を持って生活していることを知りました。人生初となった貴重な万博体験、あの時感じた驚きや感動は、今なお自分の中に鮮やかに残っています。
半世紀以上を経て、科学の進歩によって、世界の国々はぐっと身近になり、日本を訪れる外国人の数も飛躍的に増えました。一方で、地球上で戦争やテロは今も根絶せず、発展と進歩による世界の平和は、残念なことにあの頃描いていたほど現実にはなっていないように感じます。
今回の「大阪・関西万博」では、国と国、人と人がお互いを知り、真の平和と豊かさを追求する未来社会を考える機会となればと願っています。そして、私がかつて「万博博士」と言われたように、多くの子供たちに夢中になって万博を訪れ、未知の世界に出会ってほしい。そんな思いをこめて「大阪・関西万博」のアンバサダーとして力を尽くしたいと思います。

ダウンタウン
ダウンタウン
ダウンタウン (タレント)
ダウンタウン

松本人志と浜田雅功による漫才コンビ。1982年吉本総合芸能学院(NSC)大阪の1期生として入学、コンビ結成。毎日放送『4時ですよ~だ』の出演で関西を中心に人気が加速し、1988年フジテレビ系列『夢で逢えたら』で東京へ進出。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』、『ダウンタウンDX』など今なお続く冠番組で全国的な人気を獲得して、日本のお笑い界をリードするコンビとして後進に多大なる影響を与えている。

メッセージ

松本 人志 「この度は大阪・関西万博のアンバサダーという大役を仰せつかり、ありがたき幸せです。浜田がやる気のない分、僕が頑張ります(笑)」
浜田 雅功 「浜田やる気満々です!!」

宝塚歌劇団
宝塚歌劇団
宝塚歌劇団 (エンターテインメント)
宝塚歌劇団

宝塚歌劇団は阪急電鉄の創始者・小林一三により設立され、1914年の最初の公演以来、歌・ダンス・芝居を織り交ぜ、古典から現代劇まで、男性と女性の両方の役を全て女性だけで上演する劇団です。このたびは、創設100周年を迎えた2014年以降入団の若手男役5名が、アンバサダーとして務めさせて頂きます。

写真上段左から、
聖乃 あすか(せいの あすか/花組)、風間 柚乃(かざま ゆの/月組)、縣 千(あがた せん/雪組)
写真下段左から、
極美 慎(きわみ しん/星組)、風色 日向(かぜいろ ひゅうが/宙組)
メッセージ

このたび大阪・関西万博のアンバサダーという大役を務めさせて頂けることを大変光栄に思っております。宝塚歌劇は1970年の大阪万博でも、所属の演出家の先生が開会式の構成・演出をご担当されたり、大先輩の現役生たちもイベントに参加されたりするなど、深い縁があります。大役ではありますが、55年前の大先輩方のバトンを受けて、万博がより華やかに盛り上がりますよう、そして宝塚に限らず関西発祥の、そして日本の素晴らしい文化をより世界に知って頂けますよう、一生懸命務めたいと思います。

松本 幸四郎
松本 幸四郎
松本 幸四郎 (歌舞伎俳優)
松本 幸四郎

曾祖父七代目松本幸四郎から続く歌舞伎役者の家系に生まれる。父は二代目松本白鸚。息子に八代目市川染五郎。
1987年史上最年少14歳で『ハムレット』を演じる。
1991年“英国ジャパンフェスティバル”にて、新作歌舞伎『葉武列土倭錦絵』を、ロンドン、ダブリン、ニューキャッスルで上演。
2015年ラスベガス初の歌舞伎公演『鯉つかみ』。
2016年ラスベガス・MGMグランド内劇場『獅子王』。
2020年コロナ禍において、世界初オンライン配信の『図夢歌舞伎』演出・出演。
古典から新作歌舞伎、『アマデウス』モーツァルトなど幅広い演目に取り組んでいる。
2015年には、“歌舞伎NEXT”という新しいジャンルの歌舞伎を立ち上げた。
主演映画/『阿修羅城の瞳』、『蝉しぐれ』。
来年公開映画・連続テレビシリーズ『鬼平犯科帳』で主人公・長谷川平蔵を演じる。
日本舞踊松本流家元。2020年日本芸術院賞受賞。

メッセージ

このたび、2025年に開催される大阪・関西万博のアンバサダーに就任させていただくことになり、大変光栄に思っております。同時に、その責務の大きさに身が引き締まる思いであります。
大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、近年、人生100年時代といわれる中にあって、自然環境や少子高齢化など日本のみならず世界的な社会課題を解決するための提案の場として、この大阪・関西万博が開催される意義は大きいものがあると感じています。
また、万博の開催を機に、世界中の国々から多くの人が日本を訪れます。これを機に、歌舞伎をはじめとした日本の伝統芸能・文化の素晴らしさを世界に発信する絶好の機会ではないかと思います。アンバサダーとして、大阪・関西万博の成功に貢献できるよう精一杯務めさせていただきます。

山中 伸弥
山中 伸弥
山中 伸弥 (京都大学iPS細胞研究所 名誉所長・教授、
公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長)
山中 伸弥

京都大学iPS細胞研究所 名誉所長・教授。米国グラッドストーン研究所上席研究員兼務。
iPS細胞技術の医療応用を実現するために、iPS細胞を用いた病態解明や創薬、再生医療などの革新的研究を推進している。
2020年より公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長を兼務。

メッセージ

この度、2025年大阪・関西万博のアンバサダーを仰せつかり、大変に光栄です。1970年の大阪万博のときはまだ8歳でした。「太陽の塔」や「月の石」などの展示に幼いながらも心から感動したのを覚えています。科学の「未来」というのを感じて本当にワクワクしました。その後、科学者を目指し始めたのは、万博の影響も大きかったのだと思います。今回の万博でも、次世代を担う子どもたちにとってすばらしい刺激になることを願っています。現在、日本は急速に少子高齢化が進んでいることもあり、健康長寿社会の実現などが課題です。この万博では、テーマである「いのち輝く未来社会」に向けた解決モデルを世界に提示できる絶好のチャンスです。私としても、2025年には進歩したiPS細胞の姿を世界に示すことが出来たらと考えています。そして、万博を成功させるため、大阪・関西万博のアンバサダーという役割も精一杯務めさせていただきます。