大屋根リングは、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す大阪・関西万博会場のシンボルとなる建築物です。
日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築しています。
会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されます。

建築面積: | 61,035.55 m² |
---|---|
内径: | 約615m |
外径: | 約675m |
幅: | 約30m |
高さ: | 約12m(外側約20m) ※来場者が歩くことができるスカイウォークの高さ |
使用木材: | (国産)スギ、ヒノキ (外国産)オウシュウアカマツ ※国産が約7割、外国産が約3割 |
基本設計・実施設計・工事監理: | 2025年日本国際博覧会 会場デザインプロデューサー 藤本壮介 |
---|---|
基本設計: | 東畑・梓設計共同企業体 |
実施設計・施工・監理: |
(北東工区)大林組・大鉄工業・TSUCHIYA共同企業体・株式会社安井建築設計事務所 (南東工区)清水・東急・村本・青木あすなろ共同企業体 (西工区)竹中工務店・南海辰村建設・竹中土木共同企業体・株式会社昭和設計 |