Art EXPOパブリックアート

国や地域、民族など、多様なバックグラウンドを持つ国際的なアーティストによるパブリックアートを会場の各所に展示します。来場者に文化の彩りと潤いを与えるとともに、会場の随所で展開される世界各国の芸術作品を通して、来場者相互の対話と交流を図ることを目指します。
パブリックアートは会期中いつでもお楽しみいただけるものとして、21作品を展示しています。

提供:Subfossil Oak s.r.o.

Forest of Civilizations(文明の森)
作者:Subfossil Oak s.r.o.

「文明の森」は、世界でも珍しい樹齢6500年のオークの亜化石で作られた森を舞台にした古代の森のインスタレーションで、2025年日本国際博覧会の参加国1カ国ごとに1本ずつ捧げられます。130本以上の希少な樹木が展示され、この種の展示会としては史上最大となります。

提供:中西石材店

潮流
作者:中西保裕

この作品は、2018年に東京国立新美術館にて開催された、第82回自由美術展に出展し、グランプリを受賞した抽象作品です。
素材は黒御影石です。この石は御影石(花崗岩)の中でも最も硬く、鏡面の仕上げは非常にデリケートで、少しの磨き残しや傷は、仕上げのバフ磨きの最終工程まで油断が出来ません。
しかし、素材の耐久性から屋外の環境にも耐えることが出来、年月による輝きの衰えも少なく、曲面が周囲の景観を映し出すことでさまざまな姿を表わし、季節、時間、天候による変化を楽しむことが出来ます。
中央の荒く削った部分は、周囲の流動性ある水の滑らかさから一転して、強い圧によって中央の穴に流れ込む様を表現しています。
上から覗き込むと中心の穴に全てのものが吸い込まれるような、神秘的でミステリアスな部分と、その先に未知の空間が広がっているようなユニークな表現をしています。

その他作品は順次掲載予定