お知らせ

2025.06.10 【シグネチャーパビリオン Better Co-Being】6月30日シグネチャーイベント「異なるままに、響きあう Better Co-Being×読売日本交響楽団 弦楽四重奏コンサート」を開催
6月30日にEXPO ホール「シャインハット」で開催される弦楽四重奏コンサート「異なるままに響き合う」のキービジュアルです。

 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、読売新聞社と共に、6月30日(月)に大阪・関西万博会場内EXPOホール「シャインハット」で読売日本交響楽団の奏者による弦楽四重奏「異なるままに、響きあう Better Co-Being×読売日本交響楽団 弦楽四重奏コンサート」を開催します。
 大阪・関西万博で宮田裕章テーマ事業プロデューサーが手がけるシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」の活動の一環として実施するもので、「異なるままに、響きあう」をテーマに日本有数のオーケストラである読売日本交響楽団からトップクラスの奏者が集い、この機会ならではの挑戦的なプログラムで観客との共鳴を実現します。

概要

会場EXPO ホール「シャインハット」
時期2025年6月30日(月)
 開場 15:00
 開演 16:00
 終演 17:00
定員1500人
入場無料(別途万博入場チケットが必要)
主催公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
共催読売新聞社

宮田裕章プロデューサーからのメッセージ

 私たちは今、「違いを越えて、ともにある未来」をどのように描けるかが問われる時代に生きています。私たちのパビリオン「Better Co-Being」は、その問いに対して、共鳴をキーワードにした新たな在り方を示そうとしています。
 共鳴とは、単に同じになることではありません。それは、異なる存在が互いの響きに耳を澄まし、違いのままに在りながら、響き合うことです。それぞれが異なるままであるからこそ、生まれる豊かさ──《異なるままに、響きあう》をテーマに、音楽というかたちで体験するひとときが、このコンサートです。弦楽四重奏という形式は、4つの声部が主従を持たず、呼応しながら、ひとつの時間と空間を編んでいく表現です。そこには、言葉ではとらえきれない感情や、関係の可能性が宿っています。今回はモーツァルトやベートーヴェンらの名曲を響きの多様なかたちとしてたどっていきます。
 音楽を聴くという行為のなかで、私たちは世界と出会い直すことができます。どうぞこのひととき、響きと静けさのあいだに身をゆだね、あなた自身のなかに生まれる共鳴の気配に耳を澄ませてみてください。
 読響の皆さんが紡ぐ弦楽四重奏は、調和を超え、差異が差異のまま交わる“音の対話”です。その精緻なアンサンブルが、万博という舞台でいかなる共鳴を生むのか——深い敬意と期待を込めて耳を傾けたいと思います。

出演者

林悠介(ヴァイオリン) Yusuke Hayashi, Violin

ヴァイオリン林氏のプロフィール写真

桐朋女子高等学校音楽科(共学)を卒業後、ウィーン国立音楽大学、同修士課程を修了。ブレシア国際コンクール、ルイス・シガール国際コンクールなどで優勝。ニールセン国際コンクール第2位、ハノーファー国際コンクールやメニューイン国際コンクールなどで入賞。チリ国立響、パドヴァ・ヴェネト管、ブレシア室内管と共演し、国際的にソロや室内楽で活躍。12年から21年までドイツに住み、ノルトライン・ヴェストファーレン州立ノイエ・フィルの第1コンサートマスター、ハノーファー北ドイツ放送フィルの副コンサートマスター、ヴッパータール響の第1コンサートマスターを歴任。21年に読響のコンサートマスターに就任。25年4月から読響の第1コンサートマスターを務めている。

岸本萌乃加(ヴァイオリン)Honoka Kishimoto, Violin

ヴァイオリン岸本氏のプロフィール写真

岡山県出身。「佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ」のメンバーを務めた。東京芸術大学を首席で卒業、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。同修士課程修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。全日本学生音楽コンクール(高校の部、大阪)第1位、宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第3位、東京音楽コンクール第1位、日本音楽コンクール第3位など受賞。各地の楽団と共演。ヤング・プラハ国際音楽祭やニュージーランドのクライストチャーチへ招聘されリサイタルを開催。HONO Quartetのメンバーとしても活動を展開し、宗次ホール弦楽四重奏コンクール第3位、秋吉台音楽コンクール第1位、大阪国際室内楽コンクール第2位。21年5月から読響の次席ヴァイオリン奏者を務めている。

柳瀬省太(ヴィオラ)Shota Yanase, Viola

ヴィオラ柳瀬氏のプロフィール写真

東京芸術大学、桐朋学園ソリスト・ディプロマコースに学ぶ。ジュネーヴ国際音楽コンクール・ディプロマ賞。淡路島しづかホール・ヴィオラ・コンクール第1位。2002年パドヴァに留学し、マリオ・ブルネロ主宰のオーケストラ・ダルキ・イタリアーナで活躍。04年から09年までドイツのシュトゥットガルト歌劇場管、09年から神奈川フィル首席ヴィオラ奏者を務め、2014年4月から読響ソロ・ヴィオラ奏者を務めている。サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーを務めるほか、松本、宮崎、北九州など各地の音楽祭への参加やリサイタルなどを展開。ストリングクァルテットARCO、アルカスクァルテットのメンバーを務めるなど室内楽奏者としても活躍。松方ホール音楽賞、大阪文化祭賞を受賞。

遠藤真理(チェロ) Mari Endo, Cello

チェロ遠藤氏のプロフィール写真

東京芸術大学を卒業。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学修士課程を最高点で卒業。日本音楽コンクール第1位、「プラハの春」国際コンクール第3位、08年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位、神奈川県・文化賞未来賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞など受賞多数。ソリストとしてG.ボッセ、J=P.ヴァレーズ、モルロー、小林研一郎、山田和樹らの指揮で、ウィーン室内管やプラハ響など国内外の楽団と多く共演し、高い評価を得ている。17年4月から読響のソロ・チェロ奏者を務めている。室内楽やリサイタル活動も展開。CDはエイベックス・ クラシックスからリリース。ドラマや映画の演奏のほか、12年から8年間 NHK-FM「きらクラ!」のパーソナリティを務めるなど幅広く活躍中。

◎読売日本交響楽団について
 読売日本交響楽団公式HPをご確認ください。
 読響について | 読売日本交響楽団(https://yomikyo.or.jp/info/member-info.php#sosiki-gaiyo

◎司会:大野 晃佳・読売テレビアナウンサー

応募について

①読売ID会員向け先行予約(6月11日~)
https://www.yomiuri.co.jp/adv/idomu/event/resonance_traces/index.php

②EXPO2025 Visitorsからの予約はこちら(https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/fde72637-630a-44df-9278-255da083182f)をご覧ください。
※こちらのイベントについては、予約・抽選対象です。期間内に抽選申し込みを行ってください。
※抽選申し込みへの参加や来場には事前の「来場日時予約」が必要です。来場日時の予約方法詳細はこちら(https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/reservation/)をご覧ください。

お問合せ

「EXPO共鳴フェス 事務局」(読売新聞大阪本社ビジネス局ソリューション開発部内)
電話 06₋6366₋1736
メール o-bp@yomiuri.com
対応時間(午前10時~午後5時)

(企画局)