お知らせ

2025.06.30 万博会場内におけるメタンガス検知状況(2025.5.13~2025.6.12)の公表について

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、会場内のメタンガス濃度測定を継続的に実施しており、来場者等のみなさまへの情報提供の一環として、ガス濃度の測定結果を来場者等がわかりやすいようお知らせしております。
2025年6月2日に開幕後1か月間のメタンガス検知状況を公表したところですが、今般、2025年5月13日から2025年6月12日のメタンガス検知状況を取りまとめましたのでお知らせします。

概要は次のとおりです。                           
・建物内及び園路について、基準値以上の検知はありませんでした。
・屋外設備系地下ピットについて、基準値以上の検知はありませんでした。また、4月13日から5月12日の間に基準値以上を検知していた2箇所を含む9個所をグレーチング蓋等に交換しました。
※「基準値」とは、労働安全衛生規則で定める基準値1.5vol%です。なお、メタンガスの爆発下限界は5vol%です。

万博会場内におけるメタンガス検知状況(2025.5.13~2025.6.12)

・会期中は、会場内全域でのメタンガス濃度測定を継続的に実施している。
・基準値未満となっていることを確認し、1日2回、博覧会協会ホームページでお知らせしている。
メタン(基準値:1.5vol%) 

◆建物内(GW工区・交通ターミナル) 

測定対象測定箇所測定方法測定頻度延べ測定回数基準値以上の検知
33施設地下ピット屋内24時間常時
(定置式)
常時なし
56カ所781カ所
2施設4カ所ハンディ毎日124回なし
5施設5カ所ハンディ週1回21回なし
※別途、出展者等による測定も実施、基準値以上検知の連絡はなし

◆建物内(PW工区) 

測定対象測定箇所測定方法測定頻度延べ測定回数基準値以上の検知
53施設地下ピット屋内ハンディ週1回319回なし
27カ所26カ所
91施設91カ所ハンディ月1回97回なし
※別途、出展者等による測定も実施、基準値以上検知の連絡はなし

◆屋外(園路)(GW・PW工区・交通ターミナル) 

測定箇所測定方法測定頻度測定距離測定人数測定時間基準値以上の検知
会場全域ハンディ毎日延べ785km延べ210人延べ402時間なし

屋外設備系地下ピットにおけるメタンガス対応状況(2025.6.12時点)

・人が立ち入る可能性のない地下ピットについても、会場のメタンガスの発生状況を把握するため濃度測定を継続して実施している。
・穴あき蓋への交換、定期的なモニタリングの対応を基本としているが、基準値以上が検知されたり、その恐れがある場合は、念のため通気性の高いグレーチング蓋等へ交換している。交換後は基準値未満であることを確認している。

※「基準値」とは、労働安全衛生規則で定める基準値は1.5vol%です。なお、メタンガスの爆発下限界は5vol%です。

GW工区・交通ターミナル 

グレーチング蓋等へ交換実施・・・・・・・・61カ所
  内訳:①5月12日以前に交換済みであったもの・・52カ所
     ②5月13日~6月12日の間に交換を行ったもの・・9カ所
     (②のうち交換前に基準値以上を検知・・2カ所 ※ 測定期間は4月13日~ 5月12日)
 ※①②ともに交換後の測定では基準値以上は検知されない状況になっている。

穴あき蓋への交換、定期モニタリング・・・287カ所
  (うち、5月13日~6月12日の間に基準値以上を検知・・0カ所

PW工区 

穴あき蓋への交換、定期モニタリング・・・57カ所
  (うち、5月13日~6月12日の間に基準値以上を検知・・0カ所

メタンガス対応状況(参考)

※写真は一例です