公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、来場者への暑さ対策グッズ持参の推奨や給水スポットのお知らせなど、暑さ対策の啓発を行っています。7月に入り真夏日を記録することが多くなっていることから、2025年7月14日(月)に大阪・関西万博会場ミャクミャクハウス付近の大屋根リング下において、暑さ対策として塩分補給できるタブレットや夏向けの飴を配布し、来場者に対して水分だけでなく塩分補給の必要性を啓発するイベントを開催します。
今回配布するタブレットや飴は、大阪府内の企業であるサラヤ株式会社、UHA味覚糖株式会社の2社より寄付いただきました。イベントには大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクも登場し、タブレットや飴の配布をサポートします。
▽タブレット・飴配布イベントの概要
・イベント名:暑さ対策啓発イベント
・配布場所:ミャクミャクハウス付近の大屋根リング下(柱番号64)
・配布時間:2025年7月14日(月)11時~ (予定数量の配布終了まで)
※ミャクミャクは、11時~11時30分に登場する予定です。
・提供企業(五十音順)/商品名
サラヤ株式会社/しおまる ひんやりサイダー味
しおまる ひんやりレモンソーダ味
UHA味覚糖株式会社/塩分レスキュータブレット
暑払飴
(ご参考)
当協会では、3つの柱からなる「暑さ対策」を実施しています。
万博会場において気温上昇に伴う熱中症リスクの軽減を図り、来場者の皆様の健康と安全を最優先に取り組んでまいります。
第一の柱:日陰の創出、送風設備、給水設備の充実
①リング下の活用 ⇒ リング下に多数のベンチを設置 飲料、暑さ対策グッズの販売など
②パラソル増設による日陰拡大 ⇒ 会場全体で300基以上のパラソルを設置
③ミスト設備の運用 ⇒ 園路へミストファン約30台を配置
④スポットエアコンの設置
⇒ 東エントランス広場に40台、西エントランス広場に20台のスポットエアコンを設置
⑤交通ターミナルにおける対策
⇒ 第2交通ターミナルから第1交通ターミナルまでの間に、ミスト付扇風機18台を配置
⑥EVバスを活用した休憩所 ⇒ クールスポットとして2か所に設置
⑦給水環境の整備
⇒ 自動販売機248台を会場内に設置(6月15日現在)
水道直結の給水機やウォーターサーバー、水飲み器等の給水場所を計79台
※台数は状況によって変更する場合があります
第二の柱:来場者サービス充実
①予防啓発活動の充実
⇒ 公式WEBサイトでの事前啓発、会場内放送などでの会場内啓発
②スタッフ対応体制の強化
⇒ 協会職員・スタッフへの研修・教育、パビリオン・イベント事業者への暑熱対策要請
③東エントランス広場における暑さ対策
⇒ 日傘の貸し出し(3,000本)、休憩所を設置
第三の柱:医療・救護体制の整備
①会場内の医療・救護体制
⇒ 軽症の段階で適切な対応をとることにより重症化を防ぐ体制を構築。
大阪市消防局等と連携し、適切な救急搬送体制を確立。
会場内8か所の医療救護施設で対応できる体制を構築し、うち診療所3か所に医師を配置
②熱中症対応の流れ
⇒ 第1段階:予防・初期対応
不調を訴える方を休憩場所に案内。冷却措置等が必要な場合は、医療救護施設に案内。
第2段階:医療救護施設での対応
身体状態に応じた適切な処置を行う。(身体冷却、点滴の実施など)
第3段階:搬送・連携
症状によっては、会場外の病院へ搬送。(大阪市消防局救急隊)
(運営基盤調整統括室)
【本イベントに関する問い合わせ先】
暑さ対策啓発イベント事務局(担当:藤本)
【大阪・関西万博に関する問い合わせ先】
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 広報部