公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、会場内のメタンガス濃度測定を継続的に実施しており、来場者等のみなさまへの情報提供の一環として、ガス濃度の測定結果を来場者等がわかりやすいようお知らせしております。
今般、2025年6月13日から2025年7月12日のメタンガス検知状況を取りまとめましたのでお知らせします。
概要は次のとおりです。
・建物内及び園路について、基準値以上の検知はありませんでした。
・屋外設備系地下ピットについて、基準値以上の検知はありませんでした。このため、新たにグレーチング蓋等へ交換した個所はありませんでした。
※「基準値」とは、労働安全衛生規則で定める基準値1.5vol%です。なお、メタンガスの爆発下限界は5vol%です。
万博会場内におけるメタンガス検知状況(2025.6.13~2025.7.12)
・会期中は、会場内全域でのメタンガス濃度測定を継続的に実施している。
・基準値未満となっていることを確認し、1日2回、博覧会協会ホームページでお知らせしている。
メタン(基準値:1.5vol%)
◆建物内(GW工区・交通ターミナル)
測定対象 | 測定箇所 | 測定方法 | 測定頻度 | 延べ測定回数 | 基準値以上の検知 | |
---|---|---|---|---|---|---|
33施設 | 地下ピット | 屋内 | 24時間常時 (定置式) | 常時 | ― | なし |
56カ所 | 781カ所 | |||||
2施設 | ― | 4カ所 | ハンディ | 毎日 | 120回 | なし |
5施設 | ― | 5カ所 | ハンディ | 週1回 | 20回 | なし |
◆建物内(PW工区)
測定対象 | 測定箇所 | 測定方法 | 測定頻度 | 延べ測定回数 | 基準値以上の検知 | |
---|---|---|---|---|---|---|
53施設 | 地下ピット | 屋内 | ハンディ | 週1回 | 274回 | なし |
27カ所 | 26カ所 | |||||
92施設 | ― | 92カ所 | ハンディ | 月1回 | 116回 | なし |
◆屋外(園路)(GW・PW工区・交通ターミナル)
測定箇所 | 測定方法 | 測定頻度 | 測定距離 | 測定人数 | 測定時間 | 基準値以上の検知 |
---|---|---|---|---|---|---|
会場全域 | ハンディ | 毎日 | 延べ771km | 延べ202人 | 延べ359時間 | なし |
屋外設備系地下ピットにおけるメタンガス対応状況(2025.7.12時点)
・人が立ち入る可能性のない地下ピットについても、会場のメタンガスの発生状況を把握するため濃度測定を継続して実施している。
・穴あき蓋への交換、定期的なモニタリングの対応を基本としているが、基準値以上が検知されたり、その恐れがある場合は、念のため通気性の高いグレーチング蓋等へ交換している。交換後は基準値未満であることを確認している。
※「基準値」とは、労働安全衛生規則で定める基準値は1.5vol%です。
なお、メタンガスの爆発下限界は5vol%です。
GW工区・交通ターミナル
グレーチング蓋等へ交換実施・・・・・・・・61カ所
内訳:①6月12日以前に交換済みであったもの・・61カ所
②6月13日~7月12日の間に交換を行ったもの・・0カ所
※交換後の測定では基準値以上は検知されない状況になっている。
穴あき蓋への交換、定期モニタリング・・・287カ所
(うち、6月13日~7月12日の間に基準値以上を検知・・0カ所)
PW工区
穴あき蓋への交換、定期モニタリング・・・57カ所
(うち、6月13日~7月12日の間に基準値以上を検知・・0カ所)
メタンガス対応状況(参考)
