プレスリリース

2025.10.08 一般参加催事 審査委員の公表

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「一般参加催事」において、1次および2次募集の審査を担当した審査委員を、下記のとおり公表します。
審査委員の皆さまにより、数多くの魅力ある企画が選定され、万博会場内が鮮やかに彩られました。選定にご尽力いただいた審査委員のみなさまよりコメントも届いています。

一般参加催事について

<募集期間>
1次募集:2023年9月15日~2023年12月31日
2次募集:2024年5月31日~2025年6月30日

<応募・内定件数>

応募数うち、内定数
総数1,432件441件
(内訳)1次募集514件149件
2次募集918件292件

審査委員一覧およびコメント(五十音順、敬称略)

akane(振付師・プロデューサー)

(コメント)
このたび審査委員として多彩な企画やアイデアに触れる機会をいただき、心より感謝申し上げます。どの発表も真剣な思いや工夫にあふれ、未来への大きな可能性を感じました。審査は難しいものでしたが、それ以上に参加者の皆さまの熱意と挑戦に深く敬意を抱きました。この場に立ち会えたことを大変光栄に思います。

軍地 彩弓(ファッション・クリエイティブ・ディレクター)

(コメント)
今回の催事審査に当たって、一番大切にしたのは、来場者と出演者双方にとって記憶に残る万博にしたい、という思いでした。万博を訪れた際に、選定させていただいたある大学の野外ライブに遭遇したことがありました。満面の笑みで踊っている大学生のグループを拝見し、観客と一体化して盛り上がっていた姿が目に焼き付いております。世界中の人が来場者であり、パフォーマーとなった万博。微力ながらそのサポートができたことを誇りに思います。

西山 勝(株式会社エフエム大阪 代表取締役社長)

(コメント)
私に務まるかどうか不安でしたが無事に務めることができました。イベント=お祭りはすべての人が楽しむ権利を有する文化だと思います。今回の一般参加催事にはたくさんの応募をいただきました。万博にはレギュレーションなどの制約があり、できることとできないことがありました。そんな中、これだけ多くのイベントが実現したことは大きな喜びです。特に若者と子供たちにお伝えします。万博で体験した驚きや感動を礎にこれからも挑戦を続けてください。そして私のように二度目の万博がやってくることを楽しみに待ってください。ありがとうございました。

山中 哲男(株式会社トイトマ 代表取締役社長)

(コメント)
応募された企画は、まさにテーマを体現した多様な挑戦と情熱に満ちていました。審査では、「いのち輝く」未来への独創性と、来場者が対話や共創に参加できるかを特に重視しました。地域の伝統から最先端技術までジャンルを越えた取り組みが単なる催事を超え、未来社会を「自分ごと」として考えるきっかけとなるでしょう。万博が、創造性発信の起爆剤となることを期待しています。

山本 陽平(株式会社あっぱれ 代表取締役)

(コメント)
この度審査委員として参加させていただき、大変光栄に存じます。審査時には万博での催事は異なる文化の交わりと昇華によって新たに文化的な進化が生まれる好機と捉え、新たな希望が感じられる挑戦的な姿勢があること、次に繋がる継続性があるかに重きを置きました。結果として何度も万博会場を訪れ、催事を通じて新たな取り組みや活発な交流が生まれている様子に大変感銘を受けました。今回の取り組みを通じて今後更なる文化的な飛躍を遂げるものと期待しております。

(イベント局)