■事業内容(物品)
創業1714年の株式会社金森合金は、地域の金属廃材をマイクロサイクルする循環型ものづくりを継承しています。
2024年1月1日に発生した能登半島地震の災害廃材、地域で産業廃棄物となる金属廃材を回収し、サインスタンドを製作します。
この金属精錬にはロケット部品素材を供給する技術を活用します。
サインスタンドには「万博会場での案内役」と「記憶・刻印」の二つの意味を込めることで、廃材を資源化する物質としての変化だけではなく、記憶は紡がれ、人々の記憶を呼び起こす変化の象徴となるような製品を開発します。
■事業内容(体験企画)
アルミサッシ等の建築廃材、アルミフライパン等の調理器具、アルミ缶等の非鉄金属素材を回収します。
アルミ素材の場合は約800℃の高温で溶解・精錬し、モダンなプレートやカトラリーレスト、菓子切りを製造します。
鋳物工場で職人と共に一緒に製作したり、好きな商品を選んで名入れ刻印したり、ホテルのダイニングレストランで実際に試したりと「食と工芸」を体感する石川・金沢ならではの体験を開催します。
ぜひ、工場来訪時に廃材をご持参ください。あなたの廃材が、次の体験者への資源へと生まれ変わります。
※本取組は、「Co-Design Challengeプログラム」でチャレンジを進めているプロジェクトです。
■取材記事を読む
「災害廃材を活用したサインスタンド」伝統の砂型鋳造で記憶をカタチ作る Vol.1
「災害廃材を活用したサインスタンド」伝統の砂型鋳造で記憶をカタチ作る Vol.2
■Co-Design Challengeとは?
大阪・関西万博を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」 を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現するプロジェクトです。
詳しくはこちら。
株式会社金森合金(代表)
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