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―当協会と「実証事業推進チーム大阪」が、実施を支援―
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と大阪商工会議所が、万博開催の機運醸成と未来社会を見据えたイノベーション創出に向けて実施した、夢洲における実証実験公募で採択された、住友林業株式会社(以下、「住友林業」)によるグリーンインフラの高度化に関する実証実験が、2021年10月18日(月)から開始されます。
本実証実験は、今回の公募で採択された9案件のうち、2番目に実験を始めるものとなります。
また実施にあたり、当協会と大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪」(以下「チーム大阪」)が支援を行います。
○ 今回の実証実験では、住友林業が開発に取り組む、都市空間における緑化システムで使用される貯水槽付植栽トレイを用いて、潮風の影響を受ける場所に、耐潮性があると言われている14種類の植物を植栽して耐潮性を検証します。
今回の実証を通じて、潮風に耐性がある植物を選別し、今後は雨水貯留浸透などの潅水システムと連携させることで、臨海エリアでも自然と共生できる基盤としてのグリーンインフラの高度化に寄与することが期待されます。
※実験実施に向けた協議・調整の結果、舞洲地区で行うこととなりました。
○ 今回の実証実験は、当協会と大阪商工会議所が2021年1月18日から2月19日まで実施した、2025年大阪・関西万博の会場である夢洲における実証実験の公募に寄せられた39件の提案の中から採択され、実証実施候補者となった9件の提案のひとつで、実証実験の円滑・効果的な実施のためチーム大阪に推薦され、チーム大阪が、実験内容や実験場所等の協議・調整*などの実験実施に向けた支援を行っています。
*夢洲の万博会場予定地での実施が難しい場合は、提案者のニーズ等に応じて、他のフィールドでの実施を検討します。
○ 夢洲における実証実験公募の、他の実証実施候補者の提案についても、チーム大阪が順次実施に向けた調整を実施し、今後、それらの案件の実証実験スケジュールなど実証実験の詳細についても、決定次第、当協会とチーム大阪が共同で発表する予定です。
日時:2021年10月18日(月)~2022年10月24日(月)
※気象条件等により実証開始日が変更となる可能性あります。
場所:舞洲スポーツアイランド 舞洲中央運動場付近
実施主体:住友林業株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役 社長:光吉 敏郎)
●本実証実験に関すること
大阪商工会議所 産業部(野間、瀧本、吉村)
TEL:06-6944-6300