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―宇宙飛行記念品返還式を開催―
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、12月16日(木)に当協会の道修町オフィス(大阪市中央区)で「宇宙飛行記念品返還式」を開催し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)野口聡一宇宙飛行士より、大阪・関西万博の開催を応援する旗を返還していただきました。この旗は、同宇宙飛行士とともに宇宙飛行記念品として国際宇宙ステーション(ISS)での宇宙滞在を果たしたものです。その旗とともに野口宇宙飛行士本人が署名した宇宙飛行証明書を受け取りました。
この大阪・関西万博の開催を応援する旗は、2019年の春ごろ、野口宇宙飛行士から当協会に宇宙飛行記念品の選定を依頼されたことを受け、当協会で作成し、野口宇宙飛行士にお渡ししたものです。
【宇宙飛行記念品】
国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士は、飛行士自らが選んだ機関から預かった記念品を、一緒に宇宙飛行させることができ、宇宙から帰還後、宇宙飛行記念品を地上に持ち帰ることができた場合には、当該物品が返還されます。
【野口聡一宇宙飛行士コメント 】
私の父は大阪で生まれ、関西にゆかりがあります。1970年の大阪万博にも行き、月の石も実際に見ました。長い時を経て、2025年に再び日本に万博がかえってくるということで、何らかの形で貢献したい、協力したいという想いがありました。
今日の旗の返還式が2025年の大阪・関西万博や日本の機運を盛り上げるきっかけになればうれしいし、応援していきたいと思います。
素晴らしい万博が大阪で行われることを今から一国民としてワクワクしています。
【当協会コメント】
野口聡一宇宙飛行士には、大阪・関西万博の機運醸成に多大なるご協力をいただき、感謝申し上げます。「大阪・関西万博の開催を応援する旗」が、野口宇宙飛行士とともに、国際宇宙ステーションでの宇宙滞在を果たし、宇宙から戻ってきたことに大きな感動を感じます。
宇宙に対するあこがれは国境やジェンダー、世代を超えたもので、宇宙はこれまでの万博でも来場者の興味、関心がとても高い分野です。今後、大阪・関西万博でも、開催する2025年にむけて、宇宙の魅力や可能性を発信する取り組みを検討していきたいと考えています。