プレスリリース

2022.01.13 夢洲における実証実験公募の実施第5号が「マイクロコミュニティを実現するスマートポール実証実験」に決定

―当協会と「実証事業推進チーム大阪」が、実施を支援―

今回の実験のイメージ

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と大阪商工会議所が、万博開催の機運醸成と未来社会を見据えたイノベーション創出に向けて実施した、夢洲における実証実験公募で採択された、関西電力株式会社(以下、「関西電力」)によるマイクロコミュニティを実現するスマートポール実証実験が、2022年1月13日(木)から開始されます。 
本実証実験は、今回の公募で採択された9案件のうち、5番目に実験を始めるものとなります。
また実施にあたり、当協会と大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪」(以下「チーム大阪」)が支援を行います。

〇 今回の実証実験では、関西電力が開発した、太陽光発電によるエネルギー供給・スマートフォンへのワイヤレス充電・防犯カメラ・Wi-Fi・非接触充電ドローンポート等の機能を搭載したスマートポールを用いて、これらの性能や耐候性を評価するとともに、ドローンと防犯カメラを連携させた見守り機能の有効性を検証します。
「電源機能」「通信機能」「照明機能」「防犯機能」等を一体化させ、環境に優しいエネルギーを用いることで、小規模コミュニティに対して、安全で安心して豊かに暮らせる価値を身近に提供できる空間“マイクロコミュニティグリッド”の実現に寄与することが期待されています。

○ 今回の実証実験は、当協会と大阪商工会議所が2021年1月18日から2月19日まで実施した、2025年大阪・関西万博の会場である夢洲における実証実験の公募に寄せられた39件の提案の中から採択され、実証実施候補者となった9件の提案の一つで、実証実験の円滑・効果的な実施のためチーム大阪に推薦され、チーム大阪が、実験内容や実験場所等の協議・調整などの実験実施に向けた支援を行っています。

○ 夢洲における実証実験公募の、他の実証実施候補者の提案についても、チーム大阪が順次実施に向けた調整を実施し、今後、それらの案件の実証実験スケジュールなど実証実験の詳細について決定次第、当協会とチーム大阪が共同で発表する予定です。

実施概要

日時:2022年1月13日(木)~2022年6月30日(木)
場所:夢洲万博会場予定地
実施主体:関西電力株式会社(本社:大阪市北区、代表執行役社長 森本 孝氏)
実施スケジュール(予定):
2022年1月~6月 スマートポールの耐候性(塩害、風害)や性能等を検証
2022年3月~6月 非接触充電ドローンポートの性能を検証(自律飛行による着陸~充電~離陸の検証)
2022年6月 ドローンと防犯カメラを連携させた見守り機能の有効性を検証

添付資料

資料:「夢洲における実証実験公募」実験開始状況について

問合せ先

●本実証実験に関すること
大阪商工会議所 産業部
TEL:06-6944-6300