プレスリリース

2024.01.18 【落合陽一テーマ事業プロデューサー】2025年日本国際博覧会 シグネチャーパビリオン「null²」展示計画記者発表会を実施
        ©2023 Yoichi Ochiai / 設計:NOIZ / Sustainable Pavilion 2025 Inc. All Rights Reserved.
                     シグネチャーパビリオン「null²」外観
                            「null²」ロゴ

2024年1月18日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で、落合陽一テーマ事業プロデューサーが手がけるシグネチャーパビリオン「null²(ヌルヌル)」(テーマ:いのちを磨く)の展示計画の記者発表会を実施しました。
記者発表会では、落合プロデューサーと建築デザインを担当したNOIZ 豊田啓介氏が、単なるSNS映えを超え、現地に行って直接見る価値がある「null²」の建築についてVRも交えて紹介したほか、デジタルヒューマンになった落合プロデューサーのMirrored Body®(※)も披露されました。あわせて「null²」のロゴデザインも発表しました。
また、記者発表会に先立ち、大阪市中央区の御霊神社において、建築工事を担当する株式会社フジタおよび大和リース株式会社主催により工事の安全祈願祭が行われました。
本パビリオンの竣工は2025年1月頃を予定しています。

※Mirrored Body®:
最先端のブロックチェーン/AI技術を⽤いた複製や代替が不可能なデジタルヒューマン型ID基盤です。自分の分身とも言える3Dのデジタルヒューマンに、本人確認情報及び様々な情報を紐付けることによってデジタル・フィジカルの垣根なく人の体験できる時間や空間を拡げることができます。

記者発表会の様子

左からミャクミャク、2025年日本国際博覧会協会 髙科淳副事務総長、落合陽一テーマ事業プロデューサー、NOIZ 豊田啓介氏
                  「null²」について語る落合陽一プロデューサー、豊田啓介氏
                            建築模型
                   デジタルの落合プロデューサー
                   落合プロデューサーのMirrored Body®

安全祈願祭のフォトセッションの様子

              左から、豊田啓介氏、落合陽一プロデューサー、髙科淳副事務総長

落合プロデューサーからのコメント

                            ©蜷川実花

null²と名付けられた2025年日本国際博覧会シグネチャーパビリオンは、フィジカルとデジタルの
境界を併せ持ち、デジタルネイチャーを象徴する建築物です.その礎となる建築をここに発表できること、
たくさんの方々からご支援をいただきましたこと、大変嬉しく思います.万博を通じここ大阪、日本から
世界へデジタルネイチャーを発信するべく製作に尽力していきます.

2025年日本国際博覧会協会 髙科淳副事務総長 コメント

 落合陽一テーマ事業プロデューサーは、大学准教授として、多くの研究生を指導されながら、
メディアアーティスト、起業家としての活動もされており、特にデジタル・テクノロジーの分野に
深い知見をお持ちのプロデューサーです。
 デジタルヒューマンの技術によって人間がアーカイブ化されるという体験を通じ、「いのちを磨く」
というテーマを体現していただくことで、来館者の方一人一人に、未来の「いのち」とは何かということを
考えるきっかけとしていただきたいと考えています。
 また、落合プロデューサーは、展示コンテンツの完成に向け、会期前から全国各地の展覧会等で、
技術や演出のトライアルを進めておられます。本日の発表を機会に活動をさらに加速いただき、
万博本番で大きく花開くことを期待しています。