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公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕1年前となる2024年4月13日(土)に、「大阪・関西万博 開幕1年前イベント~ぜんぶのいのちと、ワクワクする未来へ。~」を東京で開催しました。
・日 時 2024年4月13日(土)14:00~15:30
・登壇者 (敬称略・順不同)
内閣総理大臣 | 岸田 文雄 ※ビデオメッセージ |
経済産業大臣 | 齋藤 健 |
国際博覧会担当大臣 | 自見 はなこ |
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会会長 | 十倉 雅和 |
2025年日本国際博覧会シニアアドバイザー | コシノ ジュンコ ※ビデオメッセージ |
2025年日本国際博覧会テーマ事業プロデューサー | 宮田 裕章 石黒 浩 中島 さち子 落合 陽一 福岡 伸一 河森 正治 小山 薫堂 河瀨 直美 |
2025年日本国際博覧会スペシャルサポーター | 伊沢 拓司(QuizKnock) imma ※オープニングVTR 青木 崇高 小嶋 花梨(NMB48) 塩月 希依音(NMB48) 坂田 心咲(NMB48) |
ゲスト | 桐山 漣 |
ユニフォームモデル | 西村 宏堂 寺田 ユースケ 海音 など |
イベントの冒頭では、主催者を代表して当協会の十倉雅和会長が主催者挨拶を行い、岸田文雄内閣総理大臣よりビデオメッセージ、齋藤健経済産業大臣と自見はなこ国際博覧会担当大臣から来賓のご挨拶をいただきました。オープニングVTRでは、大阪・関西万博スペシャルサポーターであるimmaさんによる夢洲の現在の様子のレポート動画が放映されました。
また、2025年日本国際博覧会アンバサダーの山中伸弥さん、シニアアドバイザーの桂文枝さんからのビデオメッセージも放映され、大阪・関西万博への期待がより一層高まるオープニングとなりました。(※コメント全文は後ページに記載)
始めに、大阪・関西万博の8人のテーマ事業プロデューサーによるトークセッションが実施されました。大阪・関西万博のスペシャルサポーターであるQuizKnockの伊沢拓司さんがファシリテーターを務め、各プロデューサーが準備を進めているシグネチャープロジェクトの現在の取り組み状況が、伊沢さんやプロデューサー同士のトークを交えながら紹介されました。
■ミャクミャク「初めてのごあいさつ」
トークセッションが終わると、大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクがVTRで登場し、「こんにちは」と初めて言葉を発してごあいさつをしました。ミャクミャクの可愛い声色で会場内の雰囲気が一気に和やかになり、イベントの前半が終了しました。
続いて、大阪・関西万博スペシャルサポーターに就任した俳優の青木崇高さんをトークMCに迎え、大阪・関西万博で実際に着用される公式スタッフ用ユニフォームのお披露目ショー「2025年日本国際博覧会公式ユニフォームコレクション」 が開催されました。
今回お披露目されたのは、2023年5月18日から6月19日まで行われた公募の結果、
①ユニフォームデザインコンセプトに沿ったデザイン
②未来社会の実験場にふさわしい画期的なデザイン
③話題性のあるデザイン
④動きやすく、機能性に優れたデザイン
⑤性別、年齢を問わないデザイン
⑥大量生産可能なデザイン
という審査基準で優秀賞に選ばれた、会場サービスアテンダントスタッフユニフォームと、そこから派生したユニフォームを合わせた、計5種類11着の公式スタッフ用ユニフォームです。
ショーの冒頭では、2025年日本国際博覧会シニアアドバイザーのコシノジュンコさんより、ビデオメッセージをいただきました。(※コメント全文は後ページに記載)
■会場サービスアテンダントスタッフユニフォーム
最初に、主として来賓のアテンド、通訳、案内所等で働くスタッフが着用する会場サービスアテンダントスタッフユニフォームがお披露目されました。全世界共通のSDGsカラーをインナーに起用したカラフルなユニフォームは、寒暖差や自分の好みに合わせて自由な組み合わせで着こなしを楽しむことができ、ボトムには日本らしく着物を着た時と同じ印象になるロングスカートも採用されています。
俳優の桐山漣さんや大阪・関西万博スペシャルサポーターであるNMB48・小嶋花梨さん、LGBTQ人権活動家であり、アーティスト / 僧侶の西村宏堂さんがユニフォームを身に纏い華やかにランウェイを回遊しました。
■協会職員正装ユニフォーム
続いてお披露目されたのは、2025年日本国際博覧会協会の職員が、 会期中の式典や公式参加国のVIPをお迎えする際に着用する協会職員正装ユニフォームです。
■運営スタッフユニフォーム
その後お披露目されたのは、主として屋外で働くスタッフ(案内等)が着用する、運営スタッフユニフォームです。モデルとして、大阪・関西万博スペシャルサポーターであるNMB48の塩月希依音さん、坂田心咲さん、車椅子ソーシャルメディアインフルエンサーの寺田ユースケさんが登場しました。
MCの青木崇高さんが、使用後には土の中の微生物の働きによって水と二酸化炭素に分解され堆肥に生まれ変わるユニフォーム素材の特徴や、淀川水系・琵琶湖のヨシ繊維を使った生地で製作されている帽子が万博会期終了後はパネルボードに生まれ変わるということに触れ、SDGs達成への貢献をめざす大阪・関西万博の理念に沿ったユニフォームであることを強調しました。
■清掃スタッフユニフォーム、医師スタッフユニフォーム
最後にお披露目されたのは、大阪・関西万博の会場を毎日万全の状態に管理する、清掃スタッフ、そして大阪・関西万博に関わる方々の健康を守る医師スタッフのユニフォームです。
国内産の間伐材を利用した木の糸で製作され、天然資源から作られた医師スタッフのユニフォームを着用して、義足モデルとして活躍する海音さんなどが登場しました。
ファッションショー終了後のトークセッションには、会場サービスアテンダントスタッフユニフォームのデザインで優秀賞を受賞した服部真理子さんが登壇し、デザインにかけた思いを説明しました。
・2025年日本国際博覧会アンバサダー 山中伸弥さんのコメント
皆さん、こんにちは。京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥です。開幕まであと一年、「いのち」をテーマにした大阪・関西万博がやってきます。次代を担う子供たちにはぜひ万博を五感で体験して欲しいと思います。全部のいのちとワクワクする未来へ、大阪・関西万博で。ワクワクする未来を感じましょう。今から開幕が楽しみです。
・2025年日本国際博覧会シニアアドバイザー 桂文枝さんのコメント
EXPO‘70の時、私は司会をさせていただきましてですね。あんなワクワクする、そして興奮したイベントはなかったです。それがまた来年やってくる。もう楽しみで楽しみで。全部のいのちとワクワクする未来へ、どうか皆さん、大阪・関西万博へいらっしゃい。
・2025年日本国際博覧会シニアアドバイザー コシノジュンコさんのコメント
こんにちは、コシノジュンコです。大阪・関西万博のシニアアドバイザーとして、会場サービスアテンダントスタッフユニフォームのデザイン審査に立ち会いました。1970年の大阪万博の経験は私の人生の中でとても大きなものとなっております。2025年大阪・関西万博で優秀賞を受賞された服部さんのように、万博をきっかけに飛躍する新しいデザイナーがたくさん現れ、活躍してほしいと思っております。また大阪・関西万博に来られるたくさんの若い人や子供たち、皆さんにデザインというものに触れ、関心を持っていただけるととても嬉しいです。それでは皆さん、素晴らしいデザインのユニフォームをご覧ください。
▽大阪・関西万博 開幕1年前イベント ~ぜんぶのいのちと、ワクワクする未来へ。~
https://youtu.be/GChI6H2A2tA
▽プレスリリース
・会場サービスアテンダントスタッフユニフォームの優秀賞デザインを発表!
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240413-01/
・2025年日本国際博覧会 公式スタッフ用ユニフォームと協賛者の発表
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240413-02/
▽開幕1年前を契機とした様々なイベントや取り組み
開幕1年前に合わせて全国で開催される様々なイベントや活動、参加プログラムの予定を、当協会公式Webサイトでお知らせしています。
・大阪・関西万博 開幕1年前にあわせて開催されるイベント等のご紹介
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240328-08