ついに開幕したEXPO 2025 大阪・関西万博。大阪・関西万博のアンバサダーやスペシャルサポーターの皆さんに、実際に万博会場を訪れて感じたことを聞いてみました。「こんなパビリオンやスポットがおすすめ」「実際体験してみたら、印象と全然違う!」など、それぞれのリアルな声も。あなたも実際の万博を体験しに来てみませんか?
後編はくまモン、はるな愛さん、NMB48の3組の体験をお送りします!
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くまモン
九州新幹線全線開業をきっかけに2010年3月12日にデビューした熊本県のPRキャラクター。熊本県営業部長兼しあわせ部長として、熊本県内だけではなく日本国内や世界各国で熊本県の魅力をPRしています。特技は、サプライズとハッピーを見つけることと、ダンス。様々なステージでキレのあるダンスを披露します。また、2025年3月にデビュー15周年を迎え、今後も様々なことにチャレンジしていきます。
-くまモンさんは万博のどんなところが楽しかったですか?おすすめのスポットは?
くまモン:万博には素敵な写真スポットがたいぎゃ(とてもたくさん)あるモン!
ミャクミャクとの写真や大きな「大屋根リング」をバックにした写真など、ここでしか撮れない写真が撮影できるモン☆ ボクのポーズもきまってるかモン?
「大屋根リング」を歩くことができるスカイウォークからは、天気がいい日は海の向こうの神戸の街並みも見ることができるモン☆ スカイウォークをお散歩しながら、次はどのパビリオンに向かうか考えるのも、おすすめだモン!
はるな愛
大阪府出身。2008年、口パクものまね「エアあやや」で人気を博し、2009年には「ミス・インターナショナル・クイーン2009」で世界一の称号を得る。その後「24時間テレビ」のチャリティーマラソンランナーや、韓国観光名誉広報大使、東京2020パラリンピック開幕式でオープニングパフォーマーを務めるほか、被災地支援や子ども食堂などのボランティアにも力を入れ、幅広く活動されています。
ー今日万博を回ってみていかがでしたか?
はるな:私自身、スペシャルサポーターをさせていただいている中で、ニュースをみてたらね、色々なご意見がある中で本音をいうと、どんなものができるんだろう?って、ちょっと不安だったこともあったんですよ。でもね、今日来て、パビリオンの皆さんの考え方を目の当たりにして、万博って皆さんがここを「チャンス」だと思っていたり、「きっかけ」だと思っていたり。時代がちょうど変化する境目なんですよね。ニュースを見ていたら、国と国との関係性とかいろんなことがあるかもしれないけれど、「大屋根リング」の中にはたくさんの国が共存している。そこをみんな笑顔で行き来している場所があるって、万博は本当に必要だと思ったんです。
-その中で印象に残ったこと、「私の万博ベスト3」を教えてください。
はるな:はじめはテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」ってどういうことか、具体的にはピンとこなかったんですけど、あの映像の世界の……。
-河森正治さんプロデュースのシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」?
はるな:そう!ああいうVRの映像の中に入ったことなかったので、本当にすばらしかった。私も皆さんも、生きていたら毎日いろいろな悩みがあるんだけれど、「私たちって地球の中のひとつの細胞の中で生きている、次のいのちをつなぐ役目なんだ」と。だから、まずは「いのちめぐる冒険」を私の中の第1位としておすすめしたいかな。
2位は……福岡伸一さんプロデュースのシグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」!
キラキラした、光の粒が印象的なパビリオンですよね。
はるな:福岡さんところは、私もう泣いちゃった。一堂にして「いのち」ってことを目の前に映像としてあらわしてくれるんですよ。その映像もクリアじゃなく、すごく抽象的に現れる映像。でも自分の中ですごく想像力が膨らんで、それまで自分というものが「尊い」と思ったことはなかったけど、もっと自由に生きないと!と思わしてくれましたよね……。1位と同様に、これもいのちがテーマですね。
この2つのパビリオンは今この時代に生きている、表に出る気力がないとか思う人もいるけれど、そんなネガティブな気持ちよりもまずは来てほしいと思いました。だからこの2つ選びました。あとひとつは……
パビリオンじゃなくても大丈夫ですよ!
はるな:やっぱり、食ですよね! 前回試食会でいろいろなお食事を食べさせていただき感動したんですけど、中でも私は「とんかつ 乃ぐち」さん!いや、ホント感動しましたね!お仕事の仕方といい、衣の使い方といい。たぶん豚肉をあんなにピンクな火の通りに、低温調理であれだけ肉汁が流れ出るって、他の国の方は召し上がったことないんじゃないかな。私自身もこんなとんかつ、長く生きて来て初めてでした。だから、食べ物でも感動できるし。
なんでかな、と思ったら、やっぱり大阪・関西万博に皆さん懸けているのですよね。懸けている想いを目の当たりにしたら、もっと丁寧に生きていこうと思いました。
-実際に万博に来てみないとわからないこと、驚かれたことについて教えてください。
はるな:「すべて」なんですよ。ニュースで聞く印象とは本当に違うと思う。できあがったところに来てみたら、すごく緑も多くって!
河瀨直美さんプロデュースのパビリオン「いのちのあかし」もそうですが、なつかしさがあったり、来てみないとわからないということは、「自分にまだまだいっぱい感覚が残っていたんだ」と思わせる場所なんですよね。これは来てみないとわからないです。古き伝統、日本人が大切にしてきたものを、日本ってすばらしいやん!と日本人がやってきたことがすごく誇らしくなる場所でもあるんです。いろんなパビリオンを見て、世界のすばらしさはもちろんですが、日本も大切に思える気持ちになった。これも万博だから、でしょうね。
-ここを見てほしい!ここが推し!というところはどこですか?
はるな:もちろんパビリオンの展示は見てほしいけれど、万博で働く人々や「ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会」の皆さんなど、万博に携わるということでイキイキしている。もう、日本中に万博のパワーをもらいたいくらい!万博を訪れた人たちが、輝いている人々から感じ、自分が変わっていくような気持ちになってもらいたいんです。
あと、福岡伸一さんプロデュースのパビリオン「いのちの動的平衡館」の建物に柱が一つもないのは、建築した会社としては初の試みと聞きました。初めて挑戦して、それが学会で発表されることになるそうです。万博には、やってみよう!という想いが集まっている。なんか変わるというときの人の顔がすごくステキやな~と思います。そこをね、味わってほしいと思いますね。
さらに「大屋根リング」も!これから行きますけど、やっぱりすばらしい……木造の建築物でこれだけのものをつくったという、なんか感動しますよね~。感動と夢が詰まっているって思います。
昔、万博行かれた方はみんな「あの時本当に、すごい楽しかったのよ~!」ってキラキラして仰るんですよ。ここに来てそれがホントにわかったなぁ~。そういう想いを皆さんもぜひ感じてもらいたいですね。
NMB48
大阪・難波を拠点に活動するアイドルグループ。2010年10月よりほぼ毎日、歌・ダンス・トークから構成されている公演を行っています。グループのコンセプトに「大阪から世界へ!」を掲げ、地元である大阪のみならず、世界中に笑顔を届けるべく活動しています。デビュー15年目である今年は、大阪・関西万博のスペシャルサポーターとして、全力で盛り上げ中!
-「私の万博ベスト3」を教えてください。
安部:1位は「トイグラス」。
会場を歩き回っていて、日中は眩しさも感じますが、このサングラスは見た目も楽しく、日よけもしてくれて一石二鳥でした!
安部:2位は「ミャクミャク帽子」。
夏にかけて暑くなりますが、帽子は必須!数あるグッズの中でも、一番万博を満喫できるのがこの帽子だと思います。
安部:3位は「万博限定たまごっち」。
ここでしか買えないデザイン!万博の思い出と共に、長くプレイ出来るのも嬉しいポイントです。
-「私の万博ベスト3」を教えてください。
坂田:1位は「ミャクミャクぬいぐるみくじ」。
なんと100分の1の確率の1等賞を引くことができたことが印象に残っています。もちろん1等以外のぬいぐるみもかわいくて、どれが当たっても嬉しいこと間違いなしです。
坂田:2位は「大阪ヘルスケアパビリオン」にある、「NISSEI Mouthful Creations」の未来のソフトクリームマシーン!
CGのニックン & セイチャン(NISSEIのマスコット)がソフトクリームを作ってくれて見るのも癒されたし、仕上がりもきれいで驚きました。皆さんもぜひ召し上がってみてください!
坂田:3位は「大阪ヘルスケアパビリオン」。
ここでは色々な診断をして25年後の自分の姿を見ることができました。その他にも自分にあったシャンプーやサプリもGETできて楽しかったです。
-実際に万博に来てみないとわからないこと、驚かれたことについて教えてください。
坂田:すべてが迫力満点!事前にパンフレットなどでどのようなパビリオンがあるのかチェックしており写真からでも壮大さが伝わってきてわくわくしていましたが、実際自分の目で見てみるとどれも想像以上のダイナミックさで圧倒されました。
外観だけでなく内部の細かなところまでこだわりが詰まっており、ずっと見ていたい!と思いました。色々なパビリオンを体験しているとあっという間に時間が過ぎていました。
※紹介されている各商品については、販売状況や時期により売り切れもしくは販売終了の場合があります。
-「私の万博ベスト3」を教えてください。
塩月:1位は小山薫堂さんプロデュースのシグネチャーパビリオン「EARTH MART」。
説明から展示に移る仕掛けに驚かされました!これについては、できる限り調べずに行って驚いてほしいなと思います!
展示物も実際に見るだけでなく、大きな量りの上に食品の模型を置いてみると、その置いた食品に関するクイズが出てきたり、粉末にして、冷凍された食品は香りまで維持できるということを証明するため、実際にその粉末の香りを匂うことができたり、人間が一生の内に食するといわれている卵の数が天井から吊るされていたり、体験型にされているものが多く、五感で楽しむことができました!
食は誰にとっても身近なものなので、わかりやすく学べるので、技術的なものに詳しくない私でも楽しむことができました!また、会場で塩漬けされた梅干しを25年後に実食できるチケットもいただけたので、万博漬けの梅干しを食べるのが楽しみです!
塩月: 2位は福岡伸一さんプロデュースのシグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」!
こちらのパビリオンでは、動的平衡の考え方をもとに、生命の身体は常に動的な状態にあり、物質、エネルギー、情報が絶えず流れ込み、一瞬、流れの中に浮かぶ淀みのような秩序を作り出し、すぐにまた流れ去るということを光と音を使って説明されています!
私はこのパビリオンで「いのちはお借りしているもの」という考え方にハッとさせられました!これまで、自分の身体は自分のものだと思っていましたが、このパビリオンで自分は、人間の形を模った粒子の集まりで、その粒子は空気中で巡り巡っているものだから、自分のものではなく、環境のものであるという説明をうけました!
その瞬間に、いのちのありがたみをより感じ、いのちを、自分をより丁寧に、大切にしなければならないなと感じました!パビリオンに入るまでは難しい話のように思いましたが、パビリオン内では、光を使って視覚的にわかりやすく解説してくださっていて、説明に流れてくる音声も理解しやすい言葉で説明してくださっているので、とてもすんなりと入ってきました!
自分を見つめ直すきっかけにもなるので、ぜひ行ってみてほしいです!
塩月:3位は「大屋根リング」!
迫力がすごいです!入場前に駅を降りてすぐに目に入るのですが、この「大屋根リング」こそ、万博にきた!と感じさせてくれます。
ニュースなどでも取り扱われる機会が多く、建設中から画面越しには見ていたので、実際に目の前に建っていることに感動しましたし、圧倒されました!
上に登ってみると、風も気持ちよく、景色もきれいなので、会場に入ってすぐ登ってみてほしいです!
実際に万博に来てみないとわからないこと、驚かれたことについて教えてください。
塩月:楽しさが想像の何倍にもなる!
私も行ってみるまでは万博に何があるのかはっきりとわかっていなくて、特に目玉って何だろうと思っていたのですが、行ってみて、もはや全部おすすめすぎて、絞りきれないというのが結論だと感じました!
見ているよりも実際に行って体験し、考えることで完成するパビリオンがいくつもあるので それぞれの視点や考え方で見え方や楽しみ方も変わってくると思います!
考えることを楽しむ方もいらっしゃれば、視覚的に目の前の光や音の綺麗さ、華やかさを楽しむ方、それぞれの建物の外観のユニークさや展示品、デザインなどを楽しむ方、会場内のイベントを楽しむ方。本当に十人十色な楽しみ方ができると思うので、ぜひ自分だけの万博の楽しみ方を見つけてほしいなと思います!
-「私の万博ベスト3」を教えてください。
芳賀:1位は「大阪ヘルスケアパビリオン」。
自分の肌年齢、25年後の自分、人生ゲーム、人間洗濯機など、現代では想像できない楽しみが詰まっていて、とても楽しかったです。
芳賀:2位は「電力館 可能性のタマゴたち」。
卵の機械を使ったゲーム形式で、未来の電力や技術の発達を楽しむことが出来て、
大人もお子さんも楽しめるパビリオンだなと思いました。
芳賀:3位は「大阪ヘルスケアパビリオン」内「Metro KITCHEN(メトロキッチン)」で販売されている「Osaka Metro 400 BOX」。
大阪メトロ中央線の400系車両をイメージした、お弁当ボックスがフードメニューにありました。中身はどれも1口サイズになっているので、色んな種類のご飯を楽しめるのが魅力だと思います。
-実際に万博に来てみないとわからないこと、驚かれたことについて教えてください。
芳賀:展示されている技術などは、肌で感じるのが一番感動すると思います。
TVやスマホの画面越しで見るのと、自分で体験するのとでは全く違って、あまり興味が沸かないかも?と思っていた分野でも面白くて、大人もそうですが、お子さんの方が興奮するんじゃないかなとも思います。
また、グッズも盛りだくさんなので、私と同世代の方とかはテーマパークに来るような感覚で、カチューシャやサングラスなど身につけてもらえたらなと思います。
私たちメンバーも、キーホルダーをお揃いにしたり、万博でしかゲットできないグッズを身につけたりしてテンションが上がったので、ぜひ皆さんも体験してみて欲しいなと思います。
前編はコブクロ、青木崇高さん、伊原六花さん、ゆうちゃみ&ゆいちゃみさんの4組の体験をお送りしています!ぜひご覧ください。
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