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教育プログラムで学んだ内容を踏まえて、参加校の生徒たちがSDGsを達成するために、いのち輝く未来社会を実現していくアイデアを発表する場をジュニアEXPOと呼んでいます。ジュニアEXPOでは、小学生はポスター作成、中学生はプレゼンテーション発表会を行います。
こちらでは2021年度に実施したジュニアEXPOの様子を紹介します。なお、ポスター作成に参加した学校は全部で17校で約700枚のアイデアがポスターとして出来上がりました。その中の一部となりますが、参加校毎で実際に作成されたポスターをご覧いただくことが出来ます。生徒たちが考えたSDGs達成のためのアイデアを是非ご覧ください。
2021年度のジュニアEXPOは、関西SDGsプラットフォームとの共催イベント「第3回 関西SDGsユース・ミーティング」の中で行われました。
参加校から募集した52件の中から、審査によって選ばれた3つのアイデアをジュニアEXPOで発表していただきました。
神戸市立御影中学校 「簡単なハンドサインで子どもたちの命を救う」
虐待によって命が失われている小さな子どもたちを救うために、簡単にできるハンドサインを広めて、子ども又は困っている人が近くにいる人へSOSを発信しやすくし、気づいた人たちが困っている人を支援しやすい社会を創ろうというアイデアを発表していただきました。
神戸国際中学校 「副担任マッチングアプリ」
自分たちの主担任の先生が、とても忙しそうにしている様子から、大学生などの協力を得て、副担任を置き、軽微な業務の軽減を図るというアイデア。
そうすることで、主担任の業務軽減から自分たちの教育の質を向上することが期待でき、大学生へ報酬を支払うことで貧困な学生のサポートにもなるのではないかという発表をしていただきました。
大阪市立昭和中学校 「日本にない新しいトイレでジェンダー平等を実現しよう!」
性的マイノリティの方々に対する差別を無くすために、性別に関係なく入れるトイレを身近な施設に作るというアイデア。男性、女性という区別ではなく、洋式、和式、多目的等といった便座の形で分け、全て個室にすることで性的マイノリティであることへの悩みが解消できるのではないかという発表をしていただきました。
当プログラムは公益財団法人JKAの補助事業です。