2020年12月25日、クラブ関西(大阪市北区)にて、当協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)開催に必要な事業の方針、計画をまとめた「基本計画」を発表しました。
記者会見の冒頭では、井上信治国際博覧会担当大臣よりご挨拶をいただき、当協会事務総長の石毛博行が「基本計画」の概要を発表しました。つづいて、大阪・関西万博の新たな会場デザインを公開し、会場デザインプロデューサーの藤本壮介さんより円環状の主動線やパビリオンの配置など会場計画の特徴を解説いただきました。また、会場運営プロデューサーの石川勝さんには、公式参加パビリオンや8つのテーマ事業など、大阪・関西万博にかかる事業や運営計画についてご説明いただきました。
今後、当協会はこの「基本計画」に基づき、万博会場にパビリオンを設営して展示を行う参加国、国際機関の招請活動や、企業・団体・自治体・市民団体等の参加と共創を促進するなど、2025年の万博開催に向け、準備を進めていきます。
大阪・関西万博は、東京オリンピック・パラリンピックに続く、国を挙げたイベントです。世界に向けて、日本の伝統や魅力、文化を発信する絶好の機会であり、大阪・関西はもちろん、日本全体の成長、活性化につなげていきたいと考えております。
「基本計画」は、万博の開催に必要な事業とその方針について示したものです。大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会」を体現する事業、参加形態、会場デザイン、運営計画などをまとめた、いわば大阪・関西万博のマスタープランです。
会場デザインプロデューサー就任後、協会のみなさま、会場運営プロデューサーの石川さんと議論を重ねてまいりました。「世界へ発信する理念」「求められる機能性」「万博ならではの体験」、この3つがしっかり連携して実現することを深く考えて作り上げました。
「基本計画」では、何をするのか、手段の部分を明確にするというのが大きなポイントになります。そして「基本計画」以降、計画を徐々に具体化していきます。今回の万博は、各界のトップランナーの方が最初から参加して、8つのテーマ事業を企画するということが大きな特徴になっています。
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