2025.02.14
イベント
「未来の食の楽しみ発表会~EXPO FOOD COLLECTION 2025~」万博会場で提供される未来の食の発表会・先行試食体験会を実施しました

 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年2月4日(火)に、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内にオープンする“未来の食”を体験できる施設「未来型営業施設」、「未来型チャレンジショップ」、「EARTH TABLE~未来食堂~」、「サスティナブルフードコート」に参画する11者について、出店概要及び万博会場で提供する商品・サービスの発表および試食体験会を開催しました。
 本発表会の後半では、大阪・関西万博のスペシャルサポーターであり、大阪府出身で飲食店経営者でもあるタレントのはるな愛さんによるトークショーを行い、大阪・関西万博における食の魅力について発信いただきました。

主催者挨拶

2025年日本国際博覧会協会 事務総長 石毛博行

 万博の大きな楽しみの一つは、世界と未来のグルメ旅行です。また、今回の大阪・関西万博のキーワードの一つは「SDGs」いのちの持続可能性です。今回の発表会を通じて、人間だけでなく、全てのいのちの持続可能性の実現を目指した、未来の食の可能性を感じていただけることを願っています。レストランなどの飲食施設は、現時点で、万博会場全体で約100店舗にもなります。今後はグルメ情報をどんどん出していきます。万博は、パビリオンとイベントだけではありません。世界や未来と触れ合う“食“の体験を通じて、これまでにない新たな楽しみを発見していただくことを願っています。

出店者プレゼンテーション

くら寿司株式会社(未来型営業施設)
「回転ベルトは、世界を一つに」をコンセプトに、くら寿司最大の客席数である338席と約135mとなる最長の回転ベルトを設置。低利用魚やスマート養殖魚、高付加価値なオーガニックフィッシュなど、サステナブルな食材を使ったお寿司やメニューの提供。また、大阪・関西万博に参加している約70の国・地域の代表的な料理も回転ベルトで提供。

サントリーホールディングス株式会社(未来型営業施設)
「水と生きる」をテーマに、20年以上かけて地下深くで磨かれた天然水を、かき氷の名店 湘南「かき氷の店 埜庵®」監修による「天然水のかき氷」や、水上ショーで共創する「水と空気」のサントリー×ダイキンによる、心地よい「高原」をイメージしたレストラン、「近大マグロ」でおなじみの養殖魚専門のレストランの3店を出店。

株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(未来型営業施設)
「まわるすしは、つづくすしへ。ーすし屋の未来 2050ー」をコンセプトに、未来にまでつづく、豊かな水産資源を考え、今回提供する全てのすし商品を100%養殖ネタで提供することに初挑戦。また、未来にまでつづく、楽しい食卓体験を考え、大型タッチディスプレイ「デジロー」を更に進化させ、新機能を万博店舗で限定・先行リリース。

株式会社青木松風庵(未来型チャレンジショップ)
和菓子を食べて健康になる「良薬は口に和菓子」をテーマに、精神的・身体的疲労感(日常生活の一時的な疲労感)をWで軽減する金のユーグレナ配合「金の月化粧」を販売。また、静岡土産「うなぎパイ」とコラボした移動カフェも展開。

白ハト食品工業株式会社(未来型チャレンジショップ)
「おいもとイチゴとりんごのFarm to the table」をコンセプトに、日本の農業の未来を示せるショップにしたい。可動式栽培の仕組みを用い、鉄コンテナでさつまいもを育てながら、イチゴも栽培。また、高密栽培の魅せるりんご栽培。また、フォトジェニックなおいもスィーツも提供。

まねき食品株式会社(未来型チャレンジショップ)
「Be Ambitious」をテーマに、姫路市民のソウルフード「えきそば」と神戸牛をふんだんに使用。「史上最強」で「最美味」の究極のえきそばを、輪島塗の器で提供。駅弁屋・仕出し弁当屋として、万博オリジナルの「BENTO」も提供。

ケンミン食品株式会社(EARTH TABLE~未来食堂~)
「すべての人々に美味しいラーメン」をコンセプトに、小麦粉を使用しない“グリテンフリー”のラーメンを提供します。日本文化であるラーメンを、誰でもおいしく食べて頂けます。麺だけではなく、スープやチャーシューなど 全てグリテンフリーで提供。

竹下製菓株式会社(EARTH TABLE~未来食堂~)
「EARTH SWEETS」をコンセプトに、国産米粉を使用したグルテンフリー100%チュロスや植物由来原料を組み合わせたプラントベースのアイスを提供。チュロスには、酒米を磨いた後の廃棄される予定の米粉を使用し、フードロス削減にも貢献。

株式会社ニチレイフーズ(EARTH TABLE~未来食堂~)
テラスニチレイとして出店。ニチレイフーズ独自の技術と、自動調理機を導入し、炒めることで、自分好みにカスタマイズ可能なスペシャル炒飯、凍ったままでも食べることができる今川焼、皮も種も使用したアセロラミックススムージ―を提供。

とんかつ乃ぐち(EARTH TABLE~未来食堂~)
個人店舗での出店。「とんかつ」というジャンルが世界で認められるきっかけになればと考え、天下の台所と呼ばれた大阪で、日本人が昔から愛している「とんかつ」を世界へ発信。また、共に生きる、共に創るという観点から、大阪の料理人とのコラボなども検討。

白ハト食品工業株式会社(サスティナブルフードコート大阪のれんめぐり~食と祭 EXPO~)
大阪を代表する銘店グルメが創る日本の未来を世界に発信。食い倒れの街大阪の”老舗・伝統・ほんまもん”ののれんグルメが一堂に集結。配膳案内ロボットなどの活用や、卵の殻入り資材などSDGsにも取り組む。

スペシャルサポーター・はるな愛さんコメント

 自分自身も店舗を経営しており、各企業のプレゼンを聞いて、刺激がいっぱいで、万博でお店を出すことは、各企業にとってチェンジやステップアップの場所であるのだと感銘を受けました。万博を通じて、食を通じて、心を豊かにして欲しい。今日は全て食べさせていただいて、ダイエットしないといけないですが、ホントに大好きなものばかりで、美味しかったです。いただきますという言葉は、食べ物の命だけではなく、作ってくれた人やその想いに感謝する言葉だなと思いました。

出店カテゴリー

●「未来型営業施設」
 協会が企画する未来社会ショーケース事業の一環として、食に関わる新たな技術や文化を来場者に体験
いただく施設です。協賛いただいた展示やイベントとの関連性も魅力の一つです。
●「未来型チャレンジショップ」
 未来型営業施設と同様のコンセプトのもと、幅広い企業・団体の参加を促し、規模や業態を限定するこ
となく未来像を提示する営業施設です。
●「EARTH TABLE~未来食堂~」
 テーマ事業プロデューサーである小山薫堂氏のシグネチャーパビリオンの近隣にあり、食の常識が大き
く変わるこれからの食環境や食べる価値についての見直しができるような未来志向の飲食施設です。
●「サスティナブルフードコート」
 ロボットとヒトが協働するミライの社会を映しだす、次世代の飲食店モデルです。

ご参考

大阪・関西万博会場内営業施設《レストラン・ショップ》の店舗詳細情報(第1弾)を10月18日(金)より公開します
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20241018-02/
大阪・関西万博会場内営業施設《レストラン・ショップ》の店舗詳細情報(第2弾)を11月15日(金)より公開します
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20241115-07/
大阪・関西万博会場内営業施設《レストラン・ショップ》の店舗詳細情報(第3弾)を12月25日(水)より公開します
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20241225-04/

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