甲子化学工業株式会社
2024.05.28
ホタテの廃棄貝殻から生まれたベンチ「HOTABENCH | ホタベンチ」

事業内容(物品)
甲子化学工業株式会社では、廃棄されたホタテ貝殻を活用したサステナブルなベンチ「HOTABENCH」を貸与します。日本では、年間約20万トン以上ものホタテの貝殻が、一部しか活用されずに廃棄されています。
私たちは、廃棄物のリサイクル技術を通じて、廃棄貝殻から作った環境配慮型の新素材「SHELLTEC」を開発。廃棄貝殻とコンクリートを混錬し、環境配慮型のベンチを製作します。リサイクルによって生み出されるテクスチャと、ホタテのようなシルエットを通じて、見る人・座る人に新たな循環資源の未来を提案します。

■事業内容(体験企画)
「HOTABENCH」の製造プロセスの学習及び、その一部を体験できる教育ツアーを実施します。
甲子化学工業株式会社では、主に原材料となる「SHELLTEC」の製造や量産機械を用いた製造体験のほか、清水建設株式会社では、ものづくりの現場体験として「プリント技術の紹介」及び、プロセスの一部を体験いただけます。さらに、北海道猿払村の公園内に設置される「HOTABENCH」の見学を実施します。

※本取組は、「Co-Design Challengeプログラム」でチャレンジを進めているプロジェクトです。

解決したい社会課題
コンクリート製造に必要な砂は、世界で毎年約500億トンも消費されており、近年、世界的な砂不足が深刻な課題となっています。
私たちは、この問題に対処するため、廃棄されたホタテ貝殻を砂の代替素材として活用し、砂不足と廃棄物の両方の問題を解決することを目指しています。

Co-Design Challengeとは?
大阪・関西万博を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」 を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現するプロジェクトです。
詳しくはこちら

甲子化学工業株式会社(代表)
清水建設株式会社

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