EXPO ナショナルデーホールは、古代から国際交流のゲートであり続けたこの場所の海や大地との関係をセレブレートする、生命のような建築です。複数の帯状のスラブが織りなす屋外の広がりと、屋内の催事の場が入り混じる、生き生きとした環境を目指しました。敷地に対して斜めにかしいだ帯の方向は、関西を斜めに貫く地形のしわや、淀川水系へと抜ける定常風の方向とも共鳴しています。このようにしてジオグラフィックな生命体としての地球と結びつけられた建築は、風や水、光のエネルギーをまとった、未来の記憶となるでしょう。
用途: | 以下の4つの施設により構成
|
---|---|
座席数: |
|
構造: | 鉄骨造 |
階数: | 2階建 |
床面積: | 4,836.97㎡ |
基本設計: | 安井・平田設計共同企業体 |
---|---|
実施設計・施工・監理: | 鴻池・安井・平田晃久グループ |