プレスリリース

2022.03.18 大阪・関西万博 スペシャルサポーターにポリマ号が就任

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(以下、当協会)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のスペシャルサポーターとして、世界最大級のソーラー船ポリマ号に就任いただきます。
このたび、スペシャルサポーターにお迎えするポリマ号は、化石燃料を使わず、風力、太陽光、水素エネルギーを動力源とするため、環境に負荷をかけることなく航海します。大阪・関西万博の閉幕まで世界中を航海し、海洋プラスチック汚染問題の研究・啓発活動を通じて、SDGsのゴール達成への貢献を掲げる大阪・関西万博のプロモーション活動にご協力いただきます。
最初の活動として、当協会から2020年ドバイ国際博覧会に向けたメッセージを載せ、現在、開催地ドバイへと航海しています。

【ポリマ号】

【ポリマ号】
ポリマ号は、特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンによるプロジェクト支援のもとに活動している世界最大級のソーラー船です。プラスチック汚染や気候変動といった課題について世界に警鐘を鳴らす啓発活動をするとともに、科学者や起業家
たちと連携しながら、搭載された数多くのテクノロジーを用いて、永続的な解決につながる糸口を見出し、新たなイノベーションを生み出すべく取り組んでいきます。
また、ブルー・オデッセイプロジェクトは大阪・関西万博のテーマ実践「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジの一環で行われています。

【特定非営利活動法人 ゼリ・ジャパンコメント】
大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。SDGsの達成を目指す、さまざまな取り組みとのコラボレーションが企画されています。ポリマ号の世界航海では、寄港地で大阪・関西万博の情報発信をするとともに、美しい自然や環境問題、海洋の歴史や文化、海洋に関わる先進技術などについても共有します。
スペシャルサポーターとしての活動を通して、人々の問題意識が高まり、市民運動と企業活動がうまく相互作用し、さまざまな社会課題に対するソリューションが見つかることを願っています。

(ご参考)
■「スペシャルサポーター」とは
スペシャルサポーターは、多くのファンや支持層を持つ方・団体・キャラクター等が、その発信力を活かして本万博の魅力や理念への共感を伝えていただく、“大阪・関西万博の応援団”です。
今後も、スペシャルサポーターに様々な方が加わり活動いただく事により、本万博の関心層を拡げていきます。

■「特定非営利活動法人 ゼリ・ジャパン」とは
 ゼリ(ZERI)とは、「Zero Emission Research and Initiative」の頭文字であり、ゼロエミッション(排出ゼロ)構想を日本でも実現するため、2001年に法人が設立されました。
1994年当時、日本の国連大学学長顧問だったグンター・パウリ氏が、「廃棄物を出さない自然の循環に習いながら、廃棄物を資源として再利用し最終的な廃棄物をゼロにすることを目指す」ゼロエミッション構想を提唱しました。このZERIの日本の拠点として、パウリ氏と長年の親交がある更家悠介氏が理事長となってゼリ・ジャパンを設立し、日本における環境教育の啓発と実践、産業連環の構築などを行い、循環型社会を実現するために活動しています。