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―当協会と「実証事業推進チーム大阪」が、実施を支援―
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と大阪商工会議所が、万博開催の機運醸成と未来社会を見据えたイノベーション創出に向けて実施した、夢洲における実証実験公募で採択された、株式会社竹中工務店(以下、「竹中工務店」)による都市型自動運転船「海床(うみどこ)ロボット※」による都市の水辺のイノベーションに関する実証実験が、2021年12月に引き続き2022年12月7日(水)から開始されます。
また、実施にあたり当協会と大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪」(以下「チーム大阪」)が支援を行います。
※純国産制御システムを搭載した、海や運河・河川並びに湖沼などの水面に浮かべた床(3m四方)が自動で動き、離着岸する自動運転船です。
海床ロボット(提供:竹中工務店)
○ 2回目となる今回の実証実験では、大阪城公園の東外堀※に前回(2021年12月)より軽量化した「海床ロボット」を浮かべ、お店と客席に見立てた2台の「海床ロボット」が同時に自動航行する実験を行い、「複数ロボットの群管理」と「着岸時の無線給電」の検証を行います。
※実験実施に向けた協議・調整の結果、大阪城公園で行うこととなりました。
都市型自動運転船が、都市部の水辺を拠点に、地域の魅力や付加価値を創造することが期待されます。
○「海床ロボット」は、竹中工務店を代表法人とし、同社を含む8社・法人(国立大学法人東京海洋大学海洋工学部清水研究室、株式会社IHI、炎重工株式会社、株式会社水辺総研、新木場海床プロジェクト、一般社団法人ウォーター・スマート・レジリエンス研究協会、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)で構成する海床ロボットコンソーシアムによる共同プロジェクトとして開発されたものです。
○ 今回の実証実験は、当協会と大阪商工会議所が2021年1月18日から2月19日まで実施した、2025年大阪・関西万博の会場である夢洲における実証実験の公募に寄せられた39件の提案の中から採択され、実証実施候補者となった9件の提案の一つで、実証実験の円滑・効果的な実施のためチーム大阪に推薦され、チーム大阪が、実験内容や実験場所等の協議・調整などの実験実施に向けた支援を行っています。
日 時:2022年12月7日(水)~8日(木)
場 所:大阪城公園 東外堀
実施主体:株式会社竹中工務店
●本実証実験に関すること
大阪商工会議所 産業部
TEL:06‐6944‐6300
●大阪・関西万博に関すること
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 広報部
TEL:06‐6625‐8654