プレスリリース

　公益社団法人２０２５年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）における未来社会ショーケース事業の「グリーン万博」において、会期後の資源の有効利用を図り、サステナブルな万博運営を実現するためのリユースマッチング事業を開始します。
　あわせて、リユースマッチング事業を円滑に進めるためのWebシステム「万博サーキュラーマーケット　ミャク市！」の企画・運営にあたり、7社の協賛者が決定しましたので、下記のとおりお知らせします。
　リユースマッチング事業の協賛者の募集は、2025年の万博開幕まで行います。協賛者が決定次第、当協会の公式Webサイト等で順次公表していく予定です。

リユースマッチング事業について

　Webシステム「万博サーキュラーマーケット　ミャク市！」（以下、ミャク市！）を通じて、大阪・関西万博における会場資源のリユースのために、需要と供給をマッチングさせるサービスを提供します。また、大阪・関西万博を契機とし、今後の国内全体の施設設備のリユースの推進と、産業廃棄物の削減やサーキュラーエコノミーの実現に向けて取り組みます。
　各パビリオンや大屋根リング等の主要施設については「ミャク市！」上に問い合わせ窓口を設置し、需要家候補からのヒアリングを行うとともに、建材・設備等のリユースについては、「ミャク市！」上の入札システムで公募を行う予定です。

「ミャク市！」バナー

リユースマッチング事業の実施スケジュールについて（予定）

　下記スケジュールに沿って、「万博サーキュラーマーケット　ミャク市！」を通じた受付・公募を行う予定です。
（1）施設等の移築について
　　　　運営期間：2024年8月6日（火）～2024年12月末（予定）
（2）建材・設備のリユースについて
　　　　運営期間：2025年1月頃～2025年10月末（予定）
（3）什器・備品のリユースについて
　　　　運営期間：2025年10月頃～2026年3月末（予定）

協賛企業（五十音順）

・石坂産業株式会社（埼玉県入間郡　代表取締役　石坂　典子）
・株式会社JEMS（茨城県つくば市　代表取締役　須永　裕毅 ）
・大栄環境株式会社（大阪府和泉市　代表取締役　金子　文雄）
・大和ハウス工業株式会社（大阪府大阪市　代表取締役　芳井　敬一）
・株式会社浜屋（埼玉県東松山市　代表取締役　小林　茂）
・みずほリース株式会社（東京都港区　代表取締役　中村　昭）
・メイナーズジャパン株式会社（東京都港区　代表取締役　湊　廣）

（ご参考）未来ショーケース事業について

　未来社会ショーケース事業は、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会」を支える技術・サービスを、2025年以降の未来を感じさせる「実証」と2025年の万博にふさわしい「実装」の形で、「未来社会の実験場」となる万博会場の整備、運営、展示、催事などに活用し、国内外の幅広い参加者や来場者に、体験として提供する事業群の総称です。