プレスリリース

2024.10.21 テーマ事業「シグネチャーパビリオン」石黒浩「いのちの未来」パビリオン引渡しについて
            シグネチャーパビリオン「いのちの未来」竣工写真(株式会社 長谷工コーポレーション 提供)

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は2024年10月17日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の石黒浩テーマ事業プロデューサーのシグネチャーパビリオン「いのちの未来」館を、設計協力・施工で現物協賛する株式会社 長谷工コーポレーションより引き渡しを受けました。
8名のテーマ事業プロデューサーによるシグネチャーパビリオンのうち、最初に引き渡されたパビリオンとなります。

■石黒浩テーマ事業プロデューサー 「いのちの未来」 (テーマ「いのちを拡げる」)
・現物(建物)協賛者
  株式会社 長谷工コーポレーション(パートナークラス:プラチナパートナー)
・主要構造
  鉄骨造2階建

▽シグネチャーパビリオン「いのちの未来」館
建物は、大阪・関西万博のテーマである「いのち」の象徴でもあり、無機物と有機物を結びつける「水」に着目した水景を活かしたデザインです。外装材には「膜」を使用し、水が屋上から外壁をカスケード状に流れ、そして循環する「水膜」によるファサードデザインです。
基本設計、実施設計は、株式会社石本建築事務所、設計協力は株式会社 長谷工コーポレーション大阪エンジニアリング事業部、施工は株式会社 長谷工コーポレーション、不二建設株式会社が担いました。また、建築・展示空間のディレクターとして、遠藤治郎氏が本パビリオンのデザインを監修しました。

参考 「いのちの未来」 建設地

資料

◇株式会社 長谷工コーポレーション(東京都港区、代表取締役社長 池上 一夫) 
1937年創業、分譲マンションを主軸とした総合建設会社。設計・施工・販売・流通・管理・リフォーム・介護まで、マンション事業に関わるすべてを一手に引き受けることのできるグループ体制を備え、業界トップのマンション施工実績を持つ。
◇株式会社石本建築事務所(東京都千代田区、代表取締役社長 長尾 昌高)
1927年創業。庁舎・オフィスビル、教育施設、病院・福祉施設・美術館など、多岐にわたる用途の建築設計を行い、アメリカ、ヨーロッパ、韓国・中国などアジアへの海外活動も積極的である。万博パビリオンの実績として、2015年ミラノ万博日本館の設計実績を持つ。
◇不二建設株式会社(東京都港区、代表取締役社長 舩橋 慶一郎)
長谷工コーポレーションのグループ企業で、1946年創業。マンション・住宅のほか、オフィスビル、ホテル、商業施設、生産施設、文化施設など、非住宅分野の建設物も幅広く手がける総合建設会社。
◇遠藤 治郎 合同会社SOIHOUSE代表 
建築家、演出家、照明家、エキシビションデザイナー、フェスティバルデザイナー、合同会社SOIHOUSE代表。建築を起点に、美術・音楽・モード・大学教育といったジャンルを横断しながら、オランダ3年、スリランカ1年、タイ13年を経て2016年より東京を拠点に活動。