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公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は2024年12月3日、フューチャーライフ万博「未来の都市」(以下、「未来の都市」)における3回目のパビリオン発表会として、「クリエイターズミーティング」を開催しました。発表会ではクリエイティブディレクターの古見修一氏が、パビリオンの「建築」ならびに「共通展示」に携わるクリエイターとの対談を通じてそれぞれに込めたメッセージ、そして未来を担う子どもたちへの想いなどを紹介。さらには組みあがったばかりのパビリオン外観のドローン映像を初公開しました。
・日時 2024年12月3日(火)13時00分~14時30分
・会場 DNP市谷加賀町第3ビルB1F 加賀町ホール(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1)
・登壇者 (敬称略・順不同)
「未来の都市」プロジェクト クリエイティブディレクター 古見 修一
「未来の都市」プロジェクト コンセプトデザイナー 山岸 功
「未来の都市」パビリオン設計者 岡崎 恭子
テーマ展示:Super Time Lapse ~50億年 幸せの旅~
演出家 齋藤 桂一
コモン展示01:Future Life Cube ~未来との対話~
プロデューサー 高橋 真
コモン展示02:CITY WALKER ~ゆめを見た・いまを見た~
映像作家 上原 桂
アニメーションアーティスト 稲葉 秀樹
アートディレクター/映像作家 清水 貴栄
古見修一氏×岡崎恭子氏が対談。
「未来の都市」パビリオンの建築デザインのコンセプトや魅力について、建築家ならではの視点で紹介。組みあがったばかりの建物外観や照明演出の様子をドローン映像で初公開。
古見修一氏×齋藤桂一氏が対談。
テーマ展示は、「幸せの旅」というテーマでSociety 1.0~5.0の変遷を描く。監督が伝えたかった想いやこだわったポイント、制作の裏側を紹介。
来館者が目の前のカービングビジョンの映像に参加できるインタラクティブな演出についても発表。一方的な結論の提示でなく、来館者自らがこれからの未来を考えるきっかけをご提示する場であることを説明。
古見修一氏×高橋真氏が対談。
コモン展示01では、4つの不思議なキューブを通してSociety 5.0のくらしを、まるでその場にいるかのように垣間見ることができる。映像の一部をご覧いただき、疑似立体映像の解説や各ストーリーができるまでの経緯と映像制作のポイントを紹介。
古見修一氏×上原桂氏×稲葉秀樹氏×清水貴栄氏が対談。
コモン展示02では「ゆめを見た」をキーワードに描いた4つのストーリーを、ロボットヘッドで仮想体験できる。今回はロボットヘッドの模型とともに、各ストーリーのダイジェスト版を初公開。クリエイターが映像制作におけるポイントや見どころを紹介。
4つのストーリー
●環境・エネルギー「めぐみがめぐるエネルギー」演出:上原桂
トレジャーハンターのリサの案内で、どんなものも資源として大切にめぐらせる、いらないものがない循環型エネルギー社会の未来を体験。
●交通・モビリティ「うごく はこぶ かなえる」演出:泰永優子
未来の世界から集まった選りすぐりの面白い乗り物を集めた架空の博覧会を舞台に、環境にやさしい夢の乗り物や、究極の安全を体現した乗り物とそれを支えるネットワークなど未来の交通・モビリティの世界を体験。
●ものづくり・まちづくり「つよくやさしいまちづくり」演出:稲葉秀樹
少年たちが未来のユートピアを創る冒険アニメで未来のものづくり・まちづくりの世界を映しだします。
少年たちがそれぞれの特技を活かし環境に配慮した街を設計し作り上げていくストーリー。
●食と農「だいちといのち まもりそだてる」演出:清水貴栄
“いただきますレストラン”のユニークなキャラが歌って踊るミュージカル。
生産から消費までをひとつで考え、安全で安定した生産、的確な材料輸送、個人に合わせた調理など、人とテクノロジーの調和を描きます。
クリエイターの想いやメッセージの全容は「未来の都市」公式サイトHOT TOPICSに掲載予定です。
※未来の都市パビリオン 公式サイト
https://www.expo2025-futurecity.jp/
これまでに発表した詳細、「未来の都市」については、以下をご参照ください。
※7月(博覧会協会が主体の共通展示について)
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240717-01/
※8月(協賛12者が主体の個者展示について)
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240828-02/