赤い円盤が屋根から吊るされた、丸いデザインの建物は、遠くからでも一目で目を引くモナコパビリオン。そのテーマは「Take care of wonder(驚きを大切に)」。
「私たちは自然の一部であり、その不思議さに気づき、大切にすることが未来につながる」――そんなメッセージが、建物全体の設計や演出に込められています。
入口のサインは、水盤に半分沈んでいるようなデザイン。これは、“人間が自然の中に溶け込んでいる”ことを象徴しています。
モナコパビリオンは、メインの展示棟と、そのまわりに点在する体験スポットから成るユニークなつくり。展示棟の2階では、VR観測スコープやスマートフォンを使って、モナコの港やプリンスのコレクションなどを360度で体験できます。
外のガーデンは、展示棟が混雑していても自由に入ることができ、特にお子さま連れのご家族にもぴったり。遊び心あふれる仕掛けが随所にあり、楽しく学べる空間になっています。
たとえば:
・巨大な木製ボードゲーム(かわいくて学びもある!)
・デジタルと実物が融合した動く絵本(「モナコ・グリーンラボ」内)
・海洋生物180種が光の変化で浮かび上がる「海の展示館」
まさに「全部は紹介しきれないくらい楽しい」空間が広がっています。
この庭にはミツバチコーナーもあって、彼らが生きものの多様性を守るうえでどれだけ大切な存在かを教えてくれます。
展示棟の上の階には、スタイリッシュなワインバーがあります。静かで落ち着いた空間で、ちょっと一息つくのにぴったり。
家族でわいわい楽しむもよし、
ワイン片手にゆったり過ごすもよし――
自然と遊び、驚きと出会うモナコパビリオン、あなたの万博プランに加えてみませんか?
予約:不要(自由入場制)
※状況により運営方法が変更される場合があります。