世界のパビリオンめぐり|インドネシアパビリオン:自然と文化、そして未来を調和させて

屋外のステージでパフォーマンスを楽しめることも

人と自然のつながりを五感で感じる、熱帯の旅へようこそ!

まず目を引くのは、船の形をしたユニークな建物。そしてそれ以上に印象的なのが、笑顔で「どうぞどうぞ!」と迎えてくれるスタッフの温かさです。外のステージでは、伝統音楽やダンスのパフォーマンスも行われていて、待ち時間さえも楽しいひとときに。

【熱帯雨林の中へ】

まるでインドネシアの熱帯雨林に来たよう

扉をくぐると、そこはもうインドネシアの熱帯雨林。展示室内の温度や湿度は、なんとボルネオ島の現地の気候とリアルタイムで連動していて、本当にその場にいるかのような没入感!

木々の間には、コモドドラゴン、ボルネオオランウータン、スマトラタイガーなど、インドネシア固有の生きものたちの彫刻が顔をのぞかせています。圧倒的な生物多様性が、空間全体から感じ取れます。

実際のボルネオ島と連動した気候

生き物たちの存在感を感じられます

【文化を旅するフロアへ】

上のフロアでは、伝統的な武器やバティック(ろうけつ染め)の布、そして地元の人々の笑顔のポートレートが壁一面に広がっています。インドネシアの文化と多様性が、まるで色とりどりのタペストリーのように織りなされています。

美しい展示エリアではインドネシアの伝統的な文化を感じられます

奥には、少し暗めの空間。そこでは、何十もの言語が壁を彩り、中央には新首都「ヌサンタラ」のジオラマが展示されています。ここでは、文化・自然・テクノロジーの調和を目指した、持続可能で強靭な“未来のスマートシティ”の姿が描かれています。

未来の姿を想像することができる空間です

続いて現れるのは、小さな劇場のようなシアター空間。スクリーンに映し出されるインドネシアの美しい風景や伝統的な文化に、思わず引き込まれます。

【最後は“おいしい締めくくり”】

旅のラストは、インドネシア料理が楽しめるダイニングルーム!
屋台風の雰囲気の中で、「厳選された」本場の料理を味わえます。展示の感動を、五感すべてで締めくくれるのもこのパビリオンの魅力。

インドネシアパビリオンは、「自然と文化の調和こそが、持続可能な未来につながる」というメッセージを、体験としてまるごと感じられる場所。人と人、人と自然のつながりを思い出させてくれる、心あたたまるパビリオンです。

インドネシアパビリオンで心温まる体験を!