2021.01.21
教育プログラム
小・中学校を対象とした教育プログラムがスタート

当協会では、2020年10月より、大阪府内の小学校及び中学校を対象に「教育プログラム」をスタートしました。
このプログラムは、当協会編集の教材を用いた授業を通じて、これからの未来を担う子どもたちが、開催前から大阪・関西万博に向けた取り組みに参加し、SDGsについて学び、地域や社会の課題について子どもたち自らが発見しながら、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」のためのアイデアを考えてもらうとともに、2025年には実際に万博会場へ行きたくなるよう、興味・関心を高めてもらうことを目的に実施するものです。

2020年11月25日(水)に、教育プログラム参加校の柏原市立堅下小学校(大阪府柏原市)で授業取材会を開催しました。
今回は5年生の2クラスで、「2025年に開催される大阪・関西万博は、どのような万博なのだろう?」、「“いのち輝く”って、どういうことだろう?」をテーマに授業が行われました。
授業では、「すべての“いのち輝く”ためのアイデア」や、自分の“いのち輝く”について一人一人が考えをまとめて発表するなど、多くの活発な意見が交わされ、子どもたちが積極的に取り組む様子が見られました。

授業後に行ったインタビューでは、子どもたちから「世界中のみんなが考える“いのち輝く”を知りたい」、「SDGsの17個の目標を通じて世界中の人たちのいのちが輝くためには、どうすればいいのか知りたい」など、授業を通じて “いのち輝く”について考えたことや、「世界の人たちが豊かになる万博になって欲しい」、「世界のみんなが行けるような万博になればうれしい」、「5年後にはみんなで万博に行きたい」など、2025年の大阪・関西万博への想いを聞くことができました。授業を担当した先生からも、「子どもたちが、学校生活の中で“いのち輝く”ということについて考える良い機会になった」、「2025年の万博には、子どもたちみんなを連れて行きたい」といった感想が寄せられました。

2021年2月~3月には、子どもたちが授業等を通じて学んだ成果を発表する場となる「ジュニアEXPO」の開催を予定しています。
また、来年度以降には教育プログラムによる授業の実施地域を大阪府以外の関西圏へ拡大し、その後日本全国へ段階的に展開していく予定です。

関連リンク

(プレスリリース) 小・中学校を対象とした教育プログラムをスタート

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