2024.04.03
会議
NGOとの鳥類の保全施策に関する共同検討(第2回)を開催

 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博の会場予定地にシギ・チドリ類やコアジサシなど、鳥類の重要な種が生息していることから、博覧会協会が行った環境影響評価においても、可能な限り鳥類の生息環境の配慮に努めることを記載しています。自然保護団体等NGOからは、鳥類等の重要な種の保全と配慮等について、NGOが各地で行ってきた活動の知見を活かせるとの考えから、NGOを交えた検討の場を作るよう要望を受けています。
 また、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」及びテーマの一つが「地球の未来と生物多様性」とされているテーマウィークを実現していく上では、NGOとの協働が不可欠であると考えています。
 このたび、NGOとの協働及びステークホルダー・エンゲージメントの観点から、NGOのご要望を受けて、博覧会協会が実施する鳥類の生息・生育環境に関する配慮事項をテーマとした共同検討を開催しました。

日時

2024年2月1日(木)15:00~17:00

場所

オンライン会議

出席者(順不同)

公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)
公益財団法人自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
公益財団法人日本野鳥の会
公益社団法人大阪自然環境保全協会(ネイチャーおおさか)
日本野鳥の会大阪支部
IUCN(国際自然保護連合)日本委員会
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 持続可能性部、整備調整部、催事部、企画局企画部

概要

当協会より、事後調査計画書に基づく鳥類の事後調査結果、NGOからのご提案への対応、水辺を利用する鳥類の保全場所の検討状況、催事等の検討案について説明し、意見交換を行いました。
議事概要についてはこちら

参考

【活動報告】
NGOとの鳥類の保全施策に関する共同検討(第1回)を開催

【お知らせ】
「持続可能な大阪・関西万博開催にむけた行動計画(第1版)」に対する意見募集について

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