■事業内容(物品)
信楽焼産地の地域連携により、窯業系廃棄物のリサイクル資源化と琵琶湖の生き物をモチーフにデジタル技術を活用し、多様な対話や文化の共創に繋がるアップサイクル製品として、陶製テーブルスツールを開発し、万博会場に提供します。
提供物品は産地組合が陶土を開発し、庭園陶器や傘立て、手水鉢等の大物製品を得意とする丸滋製陶株式会社が製造します。
この事業により、産地の課題でもある資源の有効活用、製造エネルギーの削減や最新技術の活用にも繋がり、未来世代へ継承するための信楽焼産地の魅力ある陶芸文化の創造を目指します。
■事業内容(体験企画)
日本遺産の日本六古窯のひとつ信楽焼の窯元で、陶人形や食器、花器を得意とする明山陶業株式会社の実施する陶芸体験をもとに、万博会場の提供物品に使用する産地組合が開発・製造した大物陶土を活用するとともに、加飾に活用したデジタル技術による成形型や模様型を使い、アクセサリー等の小物製品の創作体験を提供します。
また、万博会場に陶製テーブルスツールを提供する丸滋製陶株式会社の見学ツアーやレリーフの拓本体験も同時に実施します。
今回の取組により、未来世代へ継承するための信楽焼産地の魅力ある陶芸文化の発信・提供を目指します。
※本取組は、「Co-Design Challengeプログラム」でチャレンジを進めているプロジェクトです。
■取材記事を読む
リサイクル陶土で描く「これからの信楽」。陶芸の火は絶やさない Vol.1
リサイクル陶土で描く「これからの信楽」。陶芸の火は絶やさない Vol.2
■Co-Design Challengeとは?
大阪・関西万博を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」 を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現するプロジェクトです。
詳しくはこちら。
信楽陶器工業協同組合(代表)
丸滋製陶株式会社
明山陶業株式会社
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