公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2021年6月に公表した、「EXPO 2025 グリーンビジョン」(※)に基づき、2025年の大阪・関西万博開催に向けて、万博会場内外での環境エネルギー技術の実証・実装事業を具体化するため、「EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース」を立ち上げ、検討を進めています。
9月30日に開催したEXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース「エネルギーマネジメント」及び、「水素エネルギー等の活用」分野の第1回調査委員会では、本会の目的について当協会から説明しました。また、合同開催とする「夢洲EXPO’25会場を中心とした水素利活用トータルシステム調査委員会」の設立趣旨や実施計画について、本調査業務を新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託し事務局を担う、都市環境エネルギー協会から説明いただきました。その他、都市環境エネルギー協会及び日本環境技研による「夢洲を中心とした水素利活用地産地消モデルに関する調査(2019~2020年度)」をもとにしたケーススタディの解説や、水素及びアンモニアの製造・利活用について、国内外の最新動向の情報共有等を実施しました。
本委員会では、水素及びアンモニアを2050年のカーボンニュートラル実現を支える重要な技術と位置付け、会場整備の状況も踏まえ、2025年大阪・関西万博の会場内外を視野に実現性の高い具体的な検討を行っていきます。
※「未来社会における環境エネルギー検討委員会 中間取りまとめ<EXPO 2025 グリーンビジョン>」は以下からご覧いただけます。
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/expo2025greenvison.pdf
会議名称
EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース「エネルギーマネジメント」及び「水素エネルギー等の活用」分野調査委員会(第1回)
(夢洲EXPO’25会場を中心とした水素利活用トータルシステム調査委員会との合同開催)
日時
2021年9月30日(木)14:00~16:00
場所
対面・オンライン形式併用開催
当日の議事
・委員長あいさつ
早稲田大学 名誉教授 (一般社団法人都市環境エネルギー協会 理事長) 尾島 俊雄
・「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/夢洲EXPO’25会場を中心とした水素利活用トータルシステム調査」委託業務実施計画について
一般社団法人都市環境エネルギー協会 技術部長兼企画部長 二見 昌明
・EXPO’25会場内水素インフラ検討案について
日本環境技研株式会社 代表取締役社長 福島 朝彦
・EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォースについて
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局企画部企画事業課 参事 羽端 大
・水素製造・利活用ポテンシャル調査(関連事業者ヒアリング等調査)について
一般社団法人都市環境エネルギー協会
関連リンク
(プレスリリース)未来社会における環境エネルギー検討委員会 中間取りまとめ「EXPO 2025 グリーンビジョン」公開
(プレスリリース)大阪・関西万博開催に向け環境エネルギー技術の実証・実装を具体化するため「EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース」による検討開始
(活動報告)EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース「CO2回収・利用」分野カーボンリサイクル分科会(第1回)を開催
この記事をシェアする