2022.02.28
会議
2025年日本国際博覧会 ユニバーサルデザイン検討会(分科会)を開催

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場でのより利用しやすいユニバーサルデザインを実現するため、ユニバーサルデザイン検討会(分科会)を開催しました。本分科会のご意見を踏まえ、第3回ユニバーサルデザイン検討会を行う予定です。

日時

【車椅子席分科会】2022年2月2日(水)10:00~12:00
【エレベーター・エスカレーター分科会】2022年2月3日(木)13:00~15:00
【カームダウン・クールダウンスペース※ 分科会】2022年2月3日(木)15:00~17:00
【トイレ分科会】2022年2月4日(金)10:00~12:00

※カームダウン・クールダウンスペース:気持ちを落ち着かせることが必要になった場合にご利用いただける空間

場所

オンライン形式

出席者(順不同、敬称略)

【車椅子席分科会】
東洋大学名誉教授 高橋儀平、近畿大学名誉教授 三星昭宏、DPI日本会議 副議長 尾上浩二、関西STS連絡会代表 伊良原 淳也、NPO法人ちゅうぶ理事 六條友聡、NPO法人ちゅうぶスタッフ 障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議交通部会担当 堀篤子、NPO法人ちゅうぶ 石田義典、近畿大学准教授 柳原崇男

【エレベーター・エスカレーター分科会】
NPO法人ちゅうぶ理事 六條友聡、近畿大学名誉教授 三星昭宏、DPI日本会議 副議長 尾上浩二、兵庫県難聴者福祉協会バリアフリー部長 渡部安世、障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議運営委員 鈴木千春、京都府視覚障害者協会 主席副会長 岡田多栄子、NPO法人ちゅうぶ 石田義典、自立生活夢宙センター交通アクセス担当 岸本慶子、NPO法人ちゅうぶスタッフ 障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議交通部会担当 堀篤子、滋賀県視覚障害者福祉協会 日視連 西村秀樹

【カームダウン・クールダウンスペース分科会】
大阪大学講師 石塚裕子、近畿大学名誉教授 三星昭宏、DPI日本会議 副議長 尾上浩二、アクセス関西ネットワーク 吉川ひとみ、大阪手をつなぐ育成会 常務理事 小尾隆一、NPO法人ちゅうぶ理事 六條友聡、障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議運営委員 鈴木千春、NPO法人ちゅうぶスタッフ 障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議交通部会担当 堀篤子、橋口亜希子個人事務所 橋口亜希子

【トイレ分科会】
近畿大学准教授 柳原崇男、近畿大学名誉教授 三星昭宏、DPI日本会議 副議長 尾上浩二、NPO法人ちゅうぶスタッフ 障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議交通部会担当 堀篤子、自立生活夢宙センター交通アクセス担当 岸本慶子、関西STS連絡会代表 伊良原 淳也、奈良女子大学准教授 室﨑千重、障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡協議会 中村香子、きんきビジョンサポート 海老澤弥生、NPO法人ちゅうぶ理事 六條友聡、障害者の自立と完全参加を目指す大阪連絡会議運営委員 鈴木千春

概要

【車椅子席分科会】
サイトライン(劇場等の客席・観覧席の人が、前列の人の頭又は肩を越して舞台を見ることのできる視野の限界線)の確保、車椅子席の数の考え方、フリースペースの確保、車椅子利用者だけでない多様なニーズへの配慮などについて意見がありました。

【エレベーター・エスカレーター分科会】
エレベーターのかごの大きさ、ドアの幅、ドア横の袖の要否、モックアップでの検証の必要性、エスカレーターの上り下りの会場内の統一などについて意見がありました。

【カームダウン・クールダウンスペース分科会】
イギリスのサッカー競技場でのセンサリールーム(聴覚や視覚など感覚過敏の症状がある人やその家族が安心してスポーツ観戦を楽しみながら過ごすことができる部屋)の事例紹介、サポート体制の充実・スタッフ教育・接遇研修の必要性、多様なニーズへの配慮、クールダウン・カームダウンスペースへのアクセス確保、会場全体における配置の考え方などについて意見がありました。

【トイレ分科会】
車いすトイレに利用が集中しないような機能の分散配置、会場全体における配置の考え方、パブリックトイレの仕様統一、ワークショップの開催、大規模パビリオンへのトイレ設置、一般トイレの視覚障がい者向け対応などについて意見がありました。

参考

施設整備に関するユニバーサルデザインガイドライン
ユニバーサルデザイン検討会参加者名簿(PDF形式)

【活動報告】
2025年日本国際博覧会 ユニバーサルデザイン検討会(第1回)を開催
2025年日本国際博覧会 ユニバーサルデザイン検討会(第2回)を開催

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