2022.05.20
会議
2025年日本国際博覧会 安全対策協議会(第2回)を開催

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)における来場者等の安全確保及び博覧会の円滑な運営をはかるため、この度安全対策協議会(第2回)を開催しました。

日時

2022年3月23日(水)10:00~11:00

場所

オンライン会議

出席者

※組織名称・役職はいずれも会議開催当時
京都大学防災研究所社会防災研究部門防災社会システム研究分野教授 多々納裕一、国立情報学研究所客員教授・東海大学情報通信学部客員教授 三角育生、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科教授 阪本真由美、大阪府・大阪市万博推進局、大阪府政策企画部危機管理室、大阪市危機管理室、大阪市消防局、大阪府警察本部警備部、大阪府警察本部交通部、財務省大阪税関監視部、海上保安庁第五管区海上保安本部警備救難部、陸上自衛隊中部方面総監部、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(順不同、敬称略)

概要

第2回協議会では、第1回防災分科会及び第1回警備分科会で議論された防災や警備に関する基本方針について、その内容を議論、確認するとともに、2022(令和4)年度はこれらの方針に基づいて対応策を具体化していくことを確認しました。

■これまでに議論された基本方針(概要)
【防災について】
・様々な災害を未然に防止するとともに、その被害を最小限にするための措置を講じる。
・万一の災害発生時には、すべての来場者が安全に避難等できるよう必要な措置を講じる。
・これらの措置を講じるに当たり、各種の科学技術を積極的に活用する。
【警備について】
・万博に関する様々な要素を検討した上で計画を策定し、自主警備体制の確立をはかる。
・関係機関と緊密に連携して万全を期す。警備に際しては確実性と効率性とのバランスを取るように努める。
・万一の際は、来場者の安全確保を最優先し、速やかな対応に当たる。

出席した有識者からは「効率性というのは必要な予算までカットするものではなく、無駄な作業や合理性に欠けたことはしないということ」、「防災に関しては、様々な災害を未然に防止するとともに、発生した被害を最小化する必要がある」などの意見がありました。また、事務局より、2020年ドバイ国際博覧会における会場の安全管理に関する情報提供を行いました。

参考

2025年日本国際博覧会安全対策協議会 設置要綱(2022.2.3更新)

関連リンク

(活動報告)2025年日本国際博覧会 安全対策協議会(第1回)を開催
(活動報告)2025年日本国際博覧会 安全対策協議会 防災分科会(第1回)を開催
(活動報告)2025年日本国際博覧会 安全対策協議会 警備分科会(第1回)を開催

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