お知らせ

2023.04.21 2025年日本国際博覧会 警備基本計画策定の進捗状況等について(2023年4月時点)

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、会期前から開催期間中、会期後に至るまで、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場における来場者等の安全を確保するため、自主警備体制として、「協会警備隊」を設置する予定です。
昨年は、他国において大規模な雑踏事故が発生し、また、日本国においても、要人への加害行為が発生するなど、警備に関する情勢は複雑、困難なものとなっており、その必要性に関しても、日々、高まり続けていると認識しております。
そういった中、現在、当協会においては、2025年日本国際博覧会安全対策協議会等において学識経験者や関係機関等から頂いた意見も参考にし、2025年日本国際博覧会 警備基本計画の策定を進めています。
策定に向けた議論の中で、雑踏事故防止や要人警護、テロ対策等の観点から万全な警備体制を構築した場合、会場内の警備にあたる協会警備隊の配置規模が、業務単位ごとに「協会管理施設警備(最大1日250人規模)」「会場警備(同550人規模)」「セキュリティゲート警備(同950人規模)」「雑踏警備(同100人規模)」となると試算しております。
また、会場外における業務単位として、夢洲交通ターミナル、会場外駐車場等における「雑踏警備及び交通案内誘導警備(規模検討中)」を予定しております。
「安全性の確保を無くして博覧会の開催はできない」ということを認識し、来場者等の安全・安心を守るための適切な警備体制の構築に向け、今後、更に議論を深めて参ります。

その他

・体制については、2023年4月時点での想定となります。
・大規模な警備体制となることが予想されているため、人的警備発注時における事業者の応募資格については、現時点において、単一事業者、共同企業体の制限を設けない方向で検討しております(共同企業体における企業数に制限を設ける可能性はあります)。
・会場内外の警備業務の発注は、業務単位ごとで行うことを検討中。

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