公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2021年6月に公表した、「EXPO 2025 グリーンビジョン」(※1)に基づき、2025年の大阪・関西万博開催に向けて、万博会場内外での環境エネルギー技術の実証・実装事業を具体化するため、「EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース」を立ち上げ、検討を進めています。
「CO2回収・利用」分野基本分科会では、2025年の大阪・関西万博会場におけるカーボンニュートラルの実現方法について検討をしていきます。
11月16日に開催した第1回基本分科会では、当協会より本分科会の位置付け、9月30日に開催したEXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース 「エネルギーマネジメント」及び「水素エネルギー等の活用」分野の第1回調査委員会の活動内容、本万博におけるESMS(※2)の取り組みについて説明しました。また、合同開催とする2025年大阪・関西万博におけるネガティブエミッション技術等の在り方を示すコンソーシアム基本分科会の趣旨について、事務局を担う地球環境産業技術研究機構から説明いただきました。
その他、今後の検討に向けて、万博におけるネガティブエミッション実現のキーテクノロジー、ゼロカーボン社会実現に向けた需要サイドにおける取り組みについて紹介いただきました。
※1「未来社会における環境エネルギー検討委員会 中間取りまとめ<EXPO 2025 グリーンビジョン>」は以下からご覧いただけます。
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/expo2025greenvison.pdf
※2 ESMSとは、Event Sustainability Management Systemの略で、イベント運営における環境影響の管理に加え、その経済的、社会的影響についても管理することで、イベントの持続可能性をサポートするためのマネジメントシステムのこと。
会議名称
EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース「CO2回収・利用」分野 基本分科会(第1回)
(2025年大阪・関西万博におけるネガティブエミッション技術等の在り方を示すコンソーシアム第1回基本分科会との合同開催)
日時
2021年11月16日(火)14:00~16:30
場所
オンライン会議
当日の議事
・座長あいさつ
関西電力株式会社 代表執行役副社長 森 望
・2025年大阪・関西万博におけるネガティブエミッション技術等の在り方を示すコンソーシアム基本分科会について
公益財団法人地球環境産業技術研究機構 専務理事 本庄 孝志
・万博におけるネガティブエミッション実現のキーテクノロジー
公益財団法人地球環境産業技術研究機構 システム研究グループリーダー 秋元 圭吾
・EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース「エネルギーマネジメント」及び「水素エネルギー等の活用」 分野について
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局企画部企画事業課 参事 羽端 大
・万博におけるESMSの取り組みについて
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局企画部企画事業課 参事 羽端 大
・ゼロカーボン社会実現に向けたデマンドサイドにおける関西電力の新しい取り組み
関西電力株式会社 ソリューション本部 開発部門 部長 寺田 明伸
・今後の検討の進め方について
公益財団法人地球環境産業技術研究機構 専務理事 本庄 孝志
関連リンク
【プレスリリース】
・大阪・関西万博開催に向け環境エネルギー技術の実証・実装を具体化するため「EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース」による検討開始
【活動報告】
●「CO2回収・利用」分野
・EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース 「CO2回収・利用」分野カーボンリサイクル分科会(第1回)を開催
・EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース 「CO2回収・利用」分野DACCS分科会(第1回)を開催
●「エネルギーマネジメント」及び「水素エネルギー等の活用」分野
・EXPO 2025 グリーンビジョン具体化タスクフォース 「エネルギーマネジメント」及び「水素エネルギー等の活用」分野 調査委員会(第1回)を開催
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