2023.08.07
持続可能性に関する取り組み
2025年日本国際博覧会持続可能な調達ワーキンググループ(第9回)を開催

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、持続可能性に配慮した調達のあり方などについて検討するため、このたび第9回持続可能な調達ワーキンググループを開催しました。本ワーキンググループでは、持続可能性に配慮した調達を実現するため、食品関連個別基準の追加等、調達コード改定案について議論を行い、持続可能性有識者委員会に報告することについてご了承いただきました。また、調達コードの不遵守に関する通報を受け付け適切に対応するため、通報受付対応(グリーバンス・メカニズム)について議論を行いました。さらに、今後の調達コードに関連する主な取り組みスケジュール等について報告を行いました。

日時

2023年6月19日(月)15:30~18:00

場所

オンライン会議

出席委員(五十音順・敬称略)

有川真理子(日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会食生活委員会委員)
井尻雅之(日本労働組合総連合会大阪府連合会(連合大阪)事務局長)
岡本圭司(大阪市経済戦略局長)
加賀谷哲之(一橋大学大学院経営管理研究科教授)
門田隆司(不二製油グループ本社株式会社取締役上席執行役員最高技術責任者(CTO)兼 ESG 担当)
崎田裕子(ジャーナリスト・環境カウンセラー)
高橋大祐(真和総合法律事務所パートナー弁護士)
冨田秀実(LRQAサステナビリティ株式会社代表取締役)
山田美和(JETROアジア経済研究所新領域研究センター長)

概要

第9回ワーキンググループでは、加賀谷哲之委員長の議事進行に基づき、当協会から調達コード(第2版)(案)に関する意見募集の結果及び対応案を、農林水産省からパーム油に関する国の政策や考え方等を説明し、それらを踏まえた調達コード改定案について意見交換を行いました。また、調達コードの不遵守に関する通報受付対応(グリーバンス・メカニズム)の在り方について、これまでのワーキンググループにおける議論等を踏まえ、「通報受付対応要領(案)」及び「通報受付対応における助言委員会及び通報対応アドバイザリー会議による助言等に関する要綱(案)」の修正点等について当協会より説明し、意見交換を行いました。さらに今後、大阪・関西万博終了までの期間における調達コード関連の主な取り組み、調達コード遵守状況の確認・モニタリングの具体的な実施内容等について当協会より説明し、意見交換を行いました。当日の議事は次のとおりです。

・持続可能性に配慮した調達コード改定案(農・畜・水産物、パーム油個別基準追加等)について
・通報受付対応(グリーバンス・メカニズム)について
・その他(今後のスケジュール等)

議事録はこちら

参考

【お知らせ】
2025年日本国際博覧会持続可能性有識者委員会調達ワーキンググループの設置について
第9回持続可能な調達ワーキンググループ開催について

【活動報告】
持続可能な調達ワーキンググループ(第1回)を開催
持続可能な調達ワーキンググループ(第2回)を開催
持続可能な調達ワーキンググループ(第3回)を開催
持続可能な調達ワーキンググループ(第4回)を開催
持続可能な調達ワーキンググループ(第5回)を開催
持続可能な調達ワーキンググループ(第6回)を開催
持続可能な調達ワーキンググループ(第7回)を開催
持続可能な調達ワーキンググループ(第8回)を開催

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